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2014年05月19日

UWF あの頃と今

俺たちのプロレス.jpg

 最近、ダイアリーの更新が仕事の宣伝ばかりになってしまって心苦しいが、明日5月20日、双葉社から『俺たちのプロレス UWFあの頃と今』(1200円+税)が発売される。同書は旧UWFが誕生してから30年ということで“旧UWF、新生UWFとは何だったのか?”をテーマに関係者12名の証言をもとに現在のマット界に与えた影響を検証している。

 私は新生UWFが続いていれば、新時代のエースになっていたはずであり、2006年にはビッグマウス・ラウドでスーパーUWFのエースになるはずだった船木誠勝、旧UWFを営業マンとして支えた上井文彦氏、そして“天龍革命とUWF”として天龍源一郎にインタビューした。

 新日本から始まり、今はW-1に身を置く船木の格闘技人生は実にドラマチックなもの。船木のロングインタビューは、プロレスから総合格闘技へと移行する熱い時代が生々しく語られている。その船木、そして前田とビッグマウス・ラウドで袂を分かった上井氏とは久々の再会だった。「僕は浦田さんにも前田さんにも許されていないと思うんです。そんな僕がUWFを語る資格はないと思って今まで取材をお断りしていたんですけど、旧UWFについて最初から最後まで知っているフロントの人間は僕しかいなくなってしまったので、今回を最後として喋ります」と上井氏。旧UWFの現実を読み取っていただきたい。

 そして天龍。私は週刊ゴング時代の88年7月に「新生UWFの旗揚げ戦のビデオを観たよ!」という天龍にインタビューした。当時、天龍はレボリューションをスタートさせてから1年…世間がUWFブームに沸くなかで、ブレることなく自信を持って純プロレスをやっていた。だが、その一方では理想を追うUWFの姿勢、前田の情熱を認めていた。天龍のインタビュー翌週には前田にインタビューして、その言葉のキャッチボールで天龍と前田の間に同志的な感情が生まれたと自負している。あれから26年経った今、天龍が改めてUWF、前田について語ってくれた。

 私が担当した以外には藤原喜明、木戸修、鈴木みのる、旧UWFと体を張って闘った藤波辰爾、越中詩郎、新生UWFのフロントとして最後を見届けた川崎浩市氏、さらには獣神サンダー・ライガーがUの原型を作った新日本道場を語り、Uの魂を受け継いだ髙阪剛、UWFに憧れた総合格闘技のパイオニアである宇野薫が登場。

 改めて検証してみると、彼らの理想に向かうエネルギーは半端ではなかったことを痛感する。そこには烈しい青春がある。ぜひ、読んでみてください。

投稿者 maikai : 2014年05月19日 12:16

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