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2013年02月25日

バーニング対決!鉄人vs賢人

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 昨日は3月8日(金)22時~23時にサムライTVで放映される『Versus』の収録へ。今回の顔合わせは小橋建太vs秋山準。これは小橋のリクエストによるものだという。秋山にはリング上の賢人ぶりと同様に、巧みな話術と戦略で小橋の地の部分を引き出すようにお願いしたが「いや、あんまり突っ込み過ぎると本当に怒り出しますからねぇ。黙ったら本当に怒っている時なんですよ。昔はそうなるとマル(金丸)が横でドキマギしちゃって」と秋山は苦笑。と言いながらも、秋山はいきなりカマしてくれた。 事前に連絡を取り合って「服装はカジュアルで」ということだったらしいが、小橋の服装を見るなり「その恰好、コンビニにでも行くんですか?」。

 収録がスタートすると、かつて噂されたホ○疑惑などの様々な疑惑に突っ込む秋山に、小橋は「ジュン、これテレビなんだから!」と防戦一方に。構わず秋山はスタジオの隅で見守る真由子夫人(歌手のみずき舞さん)に話しかけるなどやりたい放題だ。秋山が賢人ぶりを遺憾なく発揮すれば、遂にあの小橋がノリ突っ込みで応酬するなど、名勝負(迷勝負?)を展開した。

「ここカットね!」と小橋のストップが何回か入ったので、放送はどこが使われているかわからないが、もちろん真面目な話もあるし、秋山が入門から20年以上も変わらず小橋を慕い、小橋が5年も後輩の秋山を親友として信頼していることが十分伝わるはずだ。プロレス業界の荒波に揉まれながらも育まれてきたピュアなバーニングの絆をぜひ感じ取ってほしいと思う。

投稿者 maikai : 12:41 | コメント (2)

2013年02月21日

恩讐を超えて…祝・猪木70歳!

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 昨日は『アントニオ猪木の古稀を祝う会』に出席。ホテルオークラの『平安の間』には62ものテーブルが並び、各界から約660人が集って猪木の70歳の誕生日を祝った。それはプロレスのみならず、様々な分野で活躍してきた猪木の人脈の広さを物語るものだ。

 私は84年5月に月刊ゴングが週刊化された時に全日本プロレス担当になり、一度も新日本プロレス担当になったことはなかった。だが、子供の頃から猪木さんのファンで、高校時代には新日本ファンクラブ『炎のファイター』を主宰していたし、ゴングの週刊化の前までは顔見知りの選手が多数いる新日本の方が取材しやすかった。時代的に説明するなら三銃士が入門する前後までだ。そこから私はジャイアント馬場さんに触れていくことになったため、猪木さんがどういう人間なのかはわからない。直接取材したことは数えるほどだ。だが、プロレスラーのアントニオ猪木は子供の頃から夢を与えてくれる存在だったし、この業界に身を置いて30年以上経った今、改めて最高のプロレスラーだと思っている。その猪木さんの古稀のパーティーに出席できたことを嬉しく思う。

 昨日のパーティーではかつて猪木の参謀役として“過激な仕掛け人”と呼ばれた新間寿氏が発起人として各方面に働きかけて尽力し、同じく発起人に名を連ねた坂口征二、藤波辰爾、木村健悟、藤原喜明、佐山聡、前田日明、蝶野正洋、スタン・ハンセンの8人、さらに北沢幹之、ドン荒川、ジョージ高野(マスクを被ってザ・コブラとして登場)が会し、IWGP王者の棚橋弘至も花束を持って駆けつけた。

 面白かったのは、猪木を目の前にすると誰もが昔に戻ってしまうことだ。前田が挨拶している写真を掲載したが、前田は猪木を「社長」と呼んでいた。パーティー終了後に前田に聞いたら「いやあ、“猪木さん”とはどうしても呼べないんだよね。最初が“社長”だったから、こればっかりは変えようがないよ」と笑っていた。長い歴史の中では誰もがいろんなことがあった。でも、時が経てばこうして笑顔で祝福できる。まさに“恩讐を越えて”である。明るく、笑顔が絶えない、いい宴だった。猪木さん、改めておめでとうございます。

投稿者 maikai : 11:32 | コメント (1)

2013年02月16日

新番組で潮﨑豪にインタビュー!

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 昨日は2月1日から本放送がスタートしたニコニコプロレスチャンネルの仕事で潮﨑豪に1時間の生インタビュー。1時間喋りっぱなし、しかもナマというのは結構プレッシャーだったが、インタビューというよりも…普段、豪クンと喋っているのと同じような感じで自然体でやらせてもらった。当然、話題の中心になったのは23日から参戦する全日本プロレスだったが、メキシコで出会ったKENSOとのエピソード、アメリカでFIP世界王者だった時代にネクロ・ブッチャーにベルトのギザギザの部分で腹を刺されて「何じゃこりゃ!」と松田優作状態になったこと、WWEのトライアウトでジミー・ヤンと戦ったこと、小橋建太の付き人時代の話などをざっくばらんに語ってくれた。

 この番組の面白いところは、リアルタイムで視聴者の書き込みが画面に出ること。スタッフからも「面白い質問やコメントがあったら拾ってください」と言われていて、豪クンはユニオン・プロレスの潮吹豪の存在を知らされて食いついていた(笑)。私は…実は仕事でパソコンに向かう時は近々両用メガネを使っているのだが、持っていかなかったためにコメントの読みづらいこと。ということで、あまり拾えなかったので、次回からはちゃんと近々両用メガネを用意します。

 また視聴者からのコメントだけでなく、こちらから視聴者に質問を投げかけることができるということで“全日本のこの選手と戦うのが見たい!”というアンケート(諏訪魔、大森、征矢は除く)を取ったところ、真田とKENSOが同率1位に。また、ヘビー級転向のために肉体改造中のKAI、ジョー・ドーリングとの対戦を望む声も。こういうことは本当に参考になる。

 このインタビューはタイムシフト公開中なので、ぜひご覧ください。

投稿者 maikai : 11:19 | コメント (1)

2013年02月12日

新章に突入した健介ファミリーの物語

 昨年10月26日に頸椎椎間板ヘルニアの手術をした佐々木健介が昨日の後楽園ホール大会で126日ぶりにカムバックした。健介オフィスが法人化されて“健介20周年”として初めて興行を開催したのは7年前の06年2月11日。そして翌07年2月11日には所属選手が健介と中嶋勝彦の2人だけという状況で健介オフィスが団体として正式に旗揚げ。1年前の12年2月11日から団体名をDIAMOND RINGに変更した。

 そうした歩みの中で健介ファミリーの家族関係も変わってきた。志半ばで去らざるを得なかった人間もいるが、宮原健斗、梶原慧、北宮光洋と所属選手が増え、昨日は2人の練習生が紹介された。大黒柱の健介は今年で47歳になる。いろいろ変わっていって当然である。また、変わらなければ発展はない。

 昨日のメインは健介がノアの杉浦貴と初めてタッグを組んで大谷晋二郎&勝彦と対戦。大谷は新日本時代の初代・付き人、勝彦は健介がまだ健介オフィスを作る前の04年4月、健介ファミリーに入団という形で16歳で弟子となり、健介の家に住み込んで2人の息子と一緒に育てられた。当時のことを健介は「まだ先が見えなかったし、当時のウチの経済状態を考えたら面倒見てやれるか悩んだけど、息子が1人増えたと思えばいいじゃないかって気持ちで受け入れたんだよね」と言う。その勝彦も今や家庭を持つ立派な大人になった。

 試合の注目はやはり健介vs勝彦の激突。小橋建太の引退も決定し、四天王や三銃士世代が退いていくなかで、同じ時代を生きた健介はドッカーンとマット界の中心に立ち続けるべくカムバックした。一方、3月で25歳になる若武者・勝彦はかねてから偉大な師匠であり、父親でもある健介越えを宣言し、この日も遠慮なく向かっていった。そして勝ったのは健介。健介は「何が何でも俺が勝ちたかった」と言った。それはいろんな意味が込められた本音だろう。一方の勝彦も当然、思うところがあったはず。これからの健介vs勝彦は師弟対決や親子対決というニュアンスではなく、トップであり続けようとする男と、それを乗り越えようとする男の激突になっていく。

 もうひとつ、今後を左右する“事件”が起こった。宮原健斗がVM入りを表明したのである。8人タッグマッチで宮原のジャーマンに沈んだTARUが「お前はまだまだ上にいかなきゃならん男や。上になりたかったら健介はもちろん、中嶋という奴がつかえとるぞ。どんなに頑張っても同じところに立っていたら中嶋を越えることはできへん」と勧誘。これに対して健斗が「DIAMOND RING、さよなら」と応えたのである。「いつまでも家族ごっこしている暇はねぇ」と健斗はコメントした。この日でデビュー丸5年、今月27日で24歳になる健斗のレスラーとしてステップアップするための決断である。かつて全日本では諏訪魔がVM入りしてプロレスの幅を広げ、大きく成長したことを考えれば、この思いきった選択は健斗にとってベストなのかもしれない。

 まだまだ強くあり続けようとカムバックした父親・健介、その父親を乗り越えようと真っ向から闘いを挑む長男・勝彦、そして家族に背を向けて自分なりのやり方で脱皮しようと行動を開始した次男・健斗。健介ファミリーの物語は新章に突入した。

投稿者 maikai : 11:30 | コメント (0)

2013年02月10日

ノア急展開!KENTAの器量が試される

 1・27大阪でKENTAがデビューから12年8ヵ月、5度目の挑戦にして遂にGHCヘビー級の頂点に立った。それを合図にノアが新たな方向に動き出した。

 昨日の後楽園大会は熊野準の本デビュー、1・27大阪で全日本の近藤修司を倒してGHCジュニア王座を奪還した石森太二に小峠篤司が挑戦表明…とオープニングから活気に満ちた。そして客席が大いに沸いたのがマイバッハ谷口&マイバッハ谷口Jr.と矢野通&飯塚高史の“ワルのノアvs新日本対抗戦”。飯塚がいつも以上のテンションの高さで客席に雪崩込んで、のっけからヒートアップ。矢野&飯塚が初めてのリングでも縦横無尽に暴れる姿に感心しつつ、印象に残ったのはマイバッハがイキイキしていたこと。1年前に鉄仮面に変身した当初は、どうしても“人のいい素顔の谷口周平”が垣間見られたが、今や躊躇なく相手にイスを振り下ろすし、臨機応変に動けるようになった。刺又vsアイアンフィンガーの攻防などは、つい何年か前のノアでは信じられない光景である。最後はマイバッハと飯塚が両者反則となったが、先が楽しみなタッグ対決だった。と思っていたのだが、メインで大ドンデン返しが…。

 メインは新GHC王者KENTA率いるNO MERCYと丸藤正道&モハメドヨネ&石森太二のBRAVEの対抗戦。本来ならヨネではなく杉浦貴が入ってBRAVE側はGHCタッグ&ジュニア王者トリオのはずだったが、風疹の疑いがあるために杉浦にドクターストップがかかってカード変更。このあたりにまだ“嫌な負の空気”を感じざるを得ないのだが、それを吹っ飛ばすハプニングが待っていたのだ。

試合はKENTAがgo2sleepで勝利。go2sleepは完璧に石森の顎を捉えていたし、その前にKENTAが放ったラリアットも石森の顔面を直撃するなど、ギリギリの勝負だった。だが、その余韻を打ち消したのが矢野&飯塚だ。リングサイドに姿を現すと、本部席に置いてあったGHCヘビー&GHCタッグの3本のベルトを強奪! 新日本でのベルト泥棒をノアでもやってのけたのである。ベルトを取り返そうとするKENTAを飯塚&矢野が2人掛かりで袋叩きに。そこにイスを持ってマイバッハがリングに駆け上がった。このKENTA救出の場面に館内は沸いたが…マイバッハがイスを振り下ろしたのはKENTAだった。何と飯塚&矢野とマイバッハが結託したのである。

 本来ならカッコよく大会を締めるはずの新GHC王者KENTAがリングに這うというまさかのバッドエンド。これも今までのノアでは考えられこうした新たな流れ、うねりをリング上の闘いで昇華できるかどうか…新王者KENTAの器量が試される。

投稿者 maikai : 14:49 | コメント (0)

2013年02月02日

好漢・大和ヒロシ!

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昨日はサムライTV『速報!バトル☆メン』に出演。元井美貴さんがMCの金曜日出演は久しぶりだ。そしてゲストとして1・26大田区で佐藤光留との情熱変態バカ・コンビでアジア・タッグ王者になり、さらに3月には長男が誕生…と、公私共にノリノリの大和ヒロシが登場。

努力に勝る力なし! 情熱バカ一代! 何事にも一生懸命なのが大和の素晴らしいところ。着用している白のウィッグは台湾で買ったものだが、番組前に知り合いの美容室で自分の髪型と同じようにカットしてもらったという。衣装が白なら、衣装を入れてきたキャリーももちろん白! 当然、私服も白で、白のダウンジャケットは奥さんのプレゼントだが「きっと白を選ぶのは不本意だったと思います」(大和談)。ちなみに奥さんは恥ずかしがって、一緒に電車に乗っても別の車両に移ってしまうとか。それでも白を貫き通す大和はプロ意識の塊なのだ。

とにかく生真面目だから突っ込まれやすい。モッキーのものまねの無茶ぶりにも必死に、真面目に、誠実に応えていたのがおかしかった。おっとり系のモッキーが思わずサディスティックに突っ込んでしまうのが大和という男。人を惹きつける不思議な魅力を持った大和はまさにピープルズ・チャンピオンである。

世界ジュニア王座は1月2日に失ってしまったものの、アジア・タッグ王者として2・10博多でジュニスタのリターンマッチを受けることが決定、2・23後楽園ではノアを退団したバーニングの青木篤志との一騎打ちも控えている。バーニングとは潮﨑豪以外の4選手(秋山準、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木)と対戦経験があり、今後の対抗戦で重要なポジションに置かれることになるはず。また、先日の新人オーディションで合格した3人の新弟子の教育というのも大和の仕事。新弟子を育てる一方では父親になって我が子も育てることになる。

「今、体罰とかが世間で問題になっていますけど、プロレスでも新人の育成は難しいです。オーディション合格はスタート地点であって、せっかく合格したならデビューできるように育ててあげたい。自分の子供に関しては…自分の父親が厳しい人だったので、ボクも厳しい父親になってしまうと思うんですよ」と、いろいろと考えることがあるようだ。

プロレスラーとして、指導者として、父親として責任が重くなるが、きっとその情熱でやり遂げることだろう。最後に改めて…努力に勝る力なし!

投稿者 maikai : 11:43 | コメント (1)