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2012年10月15日

TAKAの20年、YOSHIYAの15年

 昨日はK-DOJO後楽園のTAKAみちのくデビュー20周年記念大会へ。TAKAvs外道、メインのTAKA&FUNAKI&CIMAvs鈴木みのる&タイチ&NOSAWA論外という2つの記念試合のカードは、この20年間で培ったTAKAの人脈の広さを物語るもの。外道はユニバーサルでデビューした時の師匠だし、FUNAKIはみちのく、WWEでの盟友。CIMAとは05年10月にドラゴンゲートでパスポート&免許証&保険証をかけた貴重品コントラ貴重品なんていう試合をやった。そして相手は鈴木軍。ここにNOSAWA論外が入っていることがミソ。今も論外は新日本のリングに上がることが出来ない。TAKAはどうしても論外を入れての鈴木軍揃い踏みをやりたかったから「他で出来ないことはウチでやろう」と、このカードを組んだという。

 メインの6人タッグでは興味深い絡みが実現した。藤原組で擦れ違いの先輩後輩となる鈴木とFUNAKIの初対決があったし、鈴木vsCIMAの世代を越えた大人げない攻防も面白かった。こうした顔合わせが生まれるのもTAKAが幅広く活動してきたからである。CIMAはドラゴンゲートを休んで出場してくれたし、FUNAKIはこの日のためにサンアントニオから帰国した。タイチだって、この試合のためにメキシコから帰国した…ことになっているようだ。

 試合後、TAKAはボスの鈴木に一騎打ちを要求。すると鈴木は「いいよ。いつやる?」と即答して「今だよなあ?」とニヤリ。CIMAが試合開始のゴングを勝手に鳴らしてしまったから、TAKAは大慌て。11・13後楽園での一騎打ち決定という予告編で盛り上がって終わる算段だったのが、ここからは鈴木の独壇場だ。「撤収まで、まだ時間があるだろ?」と迫る鈴木にTAKAがすでに2試合やっていること、これから盛岡で試合があるから今日は出来ないことを説明すると「後楽園の客よりも盛岡の客の方が大事なのかよ!?」と鋭いツッコミ。諸々あってTAKAが「ここはお引き取りください!」と促しても鈴木は「嫌だよ。帰んないよ。絶対、帰んねぇ!」と困らせる。さあ、どうやってオチをつける? すると論外がタイミングよく「撤収!」と声をかけてまとめたあたりは、さすが鈴木軍の阿吽の呼吸だった。

 ということで、まったく華を持たせてもらえなかったTAKAだったが、これが鈴木軍流の祝福。TAKAは本当に仲間に恵まれている。

 さて、TAKAが20周年を迎えた一方ではキャリア15年のYOSHIYAが引退を迎えた。YOSHIYAと初めて喋ったのは、彼がIWAジャパンにいた時代。維新力の店でアルバイトをしていた時だった。その後、Iジャを辞めてフリーになり、K-DOJOへ。185センチの長身は大きな武器だったし、必殺ビッグブーツを放つタイミング、インパクトは抜群だった。もっと注目されていい選手だったと思うが、首に爆弾を抱え、右腕に力が入らない状態になってしまい、こういう状態で続けていたら、自分が憧れていたプロレスラーではなくなってしまうということで引退を決意したという。いわき平競輪駐車場デビューしたYOSHIYAは「小さな駐車場でデビューしたから後楽園ホールで引退するのが夢でした。それが出来て幸せに思います」と笑った。これからは客席からプロレスを見守っていきたいという。YOSHIYA選手、15年間、お疲れさまでした。これからもプロレス会場でお会いしましょう。

投稿者 maikai : 2012年10月15日 08:19

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