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2011年06月26日

Gスピ第20号は…90年代の全日本プロレス!

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 6月29日(水)に発売されるGスピリッツ第20号の表紙画像が編集部から送られてきた。今号の総力特集は『90年代の全日本プロレス』。全日本プロレスは72年10月の旗揚げから80年代半ばまで豪華外国人選手を招聘しての日本人vs外国人、外国人選手同士の夢の対決が主流だった。85年のジャパン・プロレス参戦から徐々に日本人対決が主流となり、80年代後半は天龍革命勃発による鶴龍時代となり、天龍離脱後の90年代は超世代軍を経て四天王プロレス時代へ…。保守的に見える全日本だが、実は歴史の中で大きく変化しているのだ。そんな中で全日本全盛期と言われる90年代を今号では分析してみた。

 この総力特集『90年代の全日本プロレス』の証言者はすべて私が取材した。業界キャリア順に紹介すると、まずは渕正信。渕にはこれまでもGスピでいろいろなことを語ってもらっているので、今回はあえて90年代の外国人選手について取材した。日本人主流の中で外国人選手はどんな感情を持って戦っていたのか、そして外国人選手同士の葛藤など、これまであまり触れられなかった“90年代ガイジン列伝”だ。

 続いては和田京平レフェリー。京平さんは全日本プロレスの創成期から現在まで、レスラーを最も間近で見てきた。全日本が旗揚げした72年にリング設営スタッフとなり、74年11月にレフェリー・デビュー。70年代から80年代中盤まで中堅クラス、前座試合を裁き、87年からは天龍同盟の激しい試合を担当、90年代は鶴田軍vs超世代軍、四天王プロレスのメイン・レフェリーを務めて、先日の6・19両国の三冠戦まで裁いてきた全日本の生き字引。テーマは“全日本のすべての時代を裁いてきた和田レフェリーが見た90年代の全日本プロレスとは”だ。この取材は東北巡業に出る前の5月初めに行ったもので、結果的には京平さんが全日本のレフェリーとして全日本を語るのはこれが最後になった。京平節をご堪能いただきたい。

 現在、ノアのGMを務める仲田龍氏も京平さんと同じく全日本創成期からフロント及びリングアナとして活躍した人物。三沢光晴さんと仲が良く、馬場さんの側近でもあった龍氏には“90年代の全日本においてジャイアント馬場が理想としていたのは何だったのか”“馬場に代わって現場を掌握した三沢の三沢革命とは何だったのか”を中心に聞いてみた。

 レスラーとしては、まず川田利明だ。90年代の全日本プロレスを牽引したのは三沢だが、そこに川田利明というアクを持った異彩を放つ存在がなければ、あれほどのインパクトは生まれなかった。三沢の死後、リングに上がる機会が減り、昨年夏からは長期休業状態になっている川田にとって“あの熱き時代”は何だったのだろうか? 入門は昭和世代の82年。昭和と平成のプロレスラーの環境、気質の違いについても突っ込んでいるのでお楽しみに。

 レスラーとしての2番手は菊地毅。菊地が全日本プロレスの門を叩いたのは87年3月。長州力らのジャパン・プロレス軍が大量離脱した時期だった。その後の天龍革命、そして超世代軍、四天王プロレスと続く全日本の過渡期の時代と言っていい。そんな菊地が体感した80年代末期、90年代の全日本プロレスとは?

 完全な90年代デビューの選手として取材したのは大森隆男。大森はあの秋山準と同期(正確には秋山が1ヵ月先輩)ということで、ある意味で特殊な環境で育った。80年代生まれとは違う90年代世代の大森の話は新鮮だ。

 そして最後は“青い目の馬場遺伝子”太陽ケア。全日本では過去、プリンス・トンガやジョン・テンタがデビューしているものの、まるっきりの新弟子として入ってきた外国人はケアのみ。2000年6月の分裂騒動後もノアに移籍せず全日本に留まり、体制が変わった武藤敬司率いる全日本で今もなお馬場・全日本スタイルを貫いている。ケアに宿っている馬場の王道哲学、そして90年代の全日本とは…。ケアが語る師匠・馬場との出会いから現在に至るまでのトゥルー・ストーリー、その過程で培ったプロレス観に耳を傾けてほしい。そこにはアメリカのレスラーとは違うハワイアンの感性も垣間見ることができるはず。

 ぜひ、読んでください!

投稿者 maikai : 2011年06月26日 14:12

コメント

表紙を見ただけで興味をひく面白そうな号ですね。
特に龍さんの“90年代の全日本においてジャイアント馬場が理想としていたのは何だったのか”が興味をひきますね。後、検証-8.26夢のオールスター戦も興味深々です。楽しみにして待っています。

投稿者 博士 : 2011年06月26日 17:26

地方在住の者にとって90年代の武道館のチケットはそう簡単に取れず、とても苦労した事を思い出しました。
あの時代の全日本を聖地で体感できたのは良い経験でした。

あの熱をもう一度取り戻してほしいものです。

投稿者 ノン : 2011年06月27日 14:55

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