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2011年01月20日

天龍源一郎vs前田日明

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 昨日は1月24日(月)午後11時からサムライTVで放映される対談番組『Versus』の収録。天龍源一郎vs前田日明が実現し、その“影の声”を担当した。

 まず、収録前の打合せでそれぞれの控室へ。今回の対談をリクエストした天龍は「今、前田はプロレス界との接点が少ないから、彼がやっているアウトサイダーをプロレスファンにアピールしてあげたいし、今の若いファンは前田の現役時代の凄さを知らない人も多いだろうから、そこもクローズアップできたらいいと思ってるんだよ。あとは結婚して、子供もできて丸くなった前田日明というのにも興味があるね。丸くなっていなかったら、それはそれで凄いことだよ(笑)。まあ、今日は俺がホスト役ということで」とノリノリ。

 続いて「ちゃんと挨拶してきなさい」と促された天龍プロジェクトの嶋田紋奈代表と共に前田の控室へ。「本来なら父が挨拶に来なければいけないんですが、対談番組ということで収録まで顔を合わせられないので、代理として挨拶にお伺いしました。よろしくお願いします」と挨拶する紋奈代表を見た前田は「天龍さんの娘さん? 美人になったねぇ!」と満面の笑み。97年7月6日の両国国技館におけるWAR5周年&天龍革命10周年&天龍源一郎プロレス生活20周年興行に花束を持って駆けつけた前田は、その当時の中学生の紋奈さんを憶えていたのだ。

「天龍さん、いまだに豪快に飲んでるのかな? 今のプロレス界に絶対に必要な人だから、体が心配なんですよ」「あの時代は面白かったよねぇ。でも、俺ら(UWF)は仲間がいたけど、天龍さんはひとりであんな戦い方をしていたわけでしょ? それも日本人相手だけじゃなくてハンセンとかのガイジンにもやっていたんだから凄いよ」と前田も本番前から饒舌。スタッフの人が「もう天龍さんはスタンバイしてます」と呼びに来て、慌ててスタジオへ。

 両者は結局、リング上での接点はなかったが80年代半ばに常に意識し合ってきた。天龍はUWFを、前田は天龍革命を支持する一方で、お互いに「負けてなるか!」と張り合ってきた。天龍の凄まじいファイトに危機感を抱いた前田は「天龍さんとガンガンやってきたタフな長州さんなら大丈夫なはず」と例の顔面蹴撃事件を起こしてしまったし、天龍は新生UWFが東京ドームに初進出した89年11月29日に「話題を独占させてたまるか!」と札幌でジャイアント馬場フォールの偉業をやってのけた。そうして2人は時代を作ってきた。根っこの部分では「激しい時代を生き抜いてきた」という同志的な感覚があるのだと思う。

 だから本番でも現在の活動、子供話、UWFと天龍革命、85年12月に前田が全日本に上がる話があったことなど、話題は尽きず、あっという間に収録時間の1時間をオーバー。

「若い頃は“人と変わってる”って言われると不安になったけど、このトシになると、そう言われるとホッとしますよ」(前田)
「俺たちは、安定は退屈なんだよね」(天龍)
改めて、そんな生き方がファンの心を掴んだのだと感じた。

投稿者 maikai : 2011年01月20日 11:53

コメント

 直接接点がない二人でも接点があったような感じがする2人ですね。すごい対談だ!天龍選手は、試合もうまいがインタビューの会話もうまいので楽しみ。時間がオーバーしたならばスペシャルでノーカットで見たい!天龍選手のプロレス人生で後悔があるならば前田選手と試合が出来なかったことだろうなぁ。

投稿者 マサ札幌 : 2011年01月20日 12:31

ニュースで知って、きっと小佐野さんも絡んでいるなと思ったら、案の定でした(笑)

んー、非常に興味深いですね。

投稿者 拷問コブラ : 2011年01月20日 13:36

87年から90年の3年間は特に天龍さんと前田さんの勢いはすごかったです。
自分は88年4月の2次UWFの旗揚げ戦と88年12月の世界最強タッグを会場でみました。
当時は名古屋にいて大学生ということで時間もはあるけど青春18切符で往復しましたが、行きも帰りも興奮状態でした。
私にとってもこの時代は本当に青春です。

投稿者 昇り瀧 : 2011年01月22日 07:12

 本放送見れなかったのでリピートで見ました。
いや~面白かった。天龍選手は週刊プロレスでも対談の連載を行ってますが、この放送でも本当に色々な事勉強してますね。本当にプロレスが好きなのが分かります。その中で前田さんが「若手が天龍の顔面蹴りを受けて反撃に出るのかと思ったら睨みつけるだけで反撃をしない」という不満を言ってましたが、平成のプロレスは技の華麗さを競うかもしれないがやはり闘志(決して今はないとは言いませんが)私もそこが原点で大事ではないかと思います。また、2人から阿修羅原の凄さを話したこと(あまり天龍選手からその手の話は聞いたことがないし、まして新日本出身の前田さんから阿修羅原の凄さを聞くとは思いもよらなかった!)と猪木の引退試合でのMアリのサインをもらった時のくだり、天龍が前田と戦って前田さんのニールキックを受けて乾いた音の受け身を取りたかったは特に面白かったです。 番組の最後で2人で握手で終わった所もよかったなあ。
 2人を含むその時代のプロレスを真剣に見ていてよかったとつくづく思いました。
 今後できれば、猪木と小鹿、小鹿と坂口、天龍と阿修羅、天龍と輪島、輪島とカブキ(これはGスピリッツでやってましたね)大仁田とT後藤、大仁田と渕、前田と鈴木実、前田と新間寿等々お願いしたいですね。 小佐野さん、お疲れ様でした。
 ところでBロビンソンの時もそうでしたが、東スポのKゴッチの連載、意外でしたが楽しみにしてます。

投稿者 マサ札幌 : 2011年01月26日 21:36

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