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2011年01月04日

鈴木みのるの闘い2011

 1月2日、全日本プロレスの後楽園ホール。開場前に選手、関係者に新年の挨拶をして回った。私の顔を見つけた鈴木みのるは「今日のコラム、読んだけどさあ、俺を全日本から撤退させようと思ってんの?」とニヤリ。

「今日のコラム」とは毎週日曜日に更新している週プロ・モバイルの『サンデー・小佐ポン』のことだ。1月2日更新分で鈴木みのるの今後に注目しているという主旨のコラムを書いた。要は昨年8月、諏訪魔に三冠王座を奪われた以後のみのるには明確な闘いのテーマがなく、最強タッグでの船木とのコンビ結成は青春の集大成であり、自分自身とも向き合う大切な時間だったこと。結果、全日本ではすべてをやり尽くしてしまったという内容だ。その上で1・2後楽園での武藤&船木とのトリオ結成、1・3後楽園での武藤と組んでのvs船木&AKIRAで新たなテーマが見つけられるかによって進路が決まるだろうと書いた。

 それにしても更新日の午前中にそのコラムをチェックしていたのだから、相変わらずみのるのアンテナには感心した。そして、ニヤリと笑った後に「まあ、見てなよ」という表情を浮かべた。

 1・2後楽園では武藤のテーマ曲で入場したみのる。逆に1・3後楽園では『風になれ』でみのると共に入場した武藤が「風になれ~」のサビの部分でみのると同時にリングイン。それは新鮮な光景だった。

 果たして、みのるは新たなテーマを見つけたようだ。昨年は超党派軍を結成して全日本マットで世代闘争を繰り広げたが、今度のテーマはもっと大きい。それは“時代との闘い”だ。

「三冠を落としてから明確な敵がいなかった。“俺は誰と闘ってんだ?”って。そういう葛藤があった。でも今日(3日)見えてきた。これは俺ひとりではできないことだ。この間、プロレス大賞の表彰式があって、それが新しい時代なのかなとも思うけど、でも“それがプロレスかい?”って、俺は思ってる。俺が好きなプロレスはそれじゃないと思ってる。それを自分の体で表現していく。時計の針を逆戻しするように映るかもしれないけど、今の状況が間違っていたら、時計を正しい方向に逆戻しすればいい。俺が体で証明してやる。俺は本物のプロレスを持ってるよ。自信あるから」

 そこには同時代を生きた武藤、船木の力も必要だろうし、全日本の枠を超えたムーブメントが頭にあるようにも思える。

 今日は「90年代のバブルで生まれたダメ人間」(永田のこと)と東京ドームで一戦を交える。ここでは何を訴えかけるのか!? 2011年の鈴木みのるに注目したい。

投稿者 maikai : 2011年01月04日 13:52

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