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2010年09月30日

馬場・全日本と武藤・全日本をつなぐ男

 あのマイク事件以来、リングに集中しながらもどこか吹っ切れない印象があった諏訪魔が昨日の天龍プロジェクト第4弾で弾けた。負傷欠場の天龍のオファーを受けて嵐&石井智宏と組んで関本大介&高山善廣&後藤達俊の世界6人タッグに挑戦。インディーの雄・関本、ベテランの後藤とは初対決だし、高山とは昨年中、全日本マットで激突した間柄。昨年8・30両国では三冠王者だった高山に挑戦して敗れているだけに、“今現在”を見せつける舞台でもあった。

 試合前には全日本・武藤社長の「若干、アウェイのリングだから、野次られてもマイクは投げるなよ!」というVTRメッセージが流れたが、諏訪魔は自然体で大暴れ。先発を買って出て、いきなり関本戦が実現。ロックアップ、手四つでの力比べ、タックル合戦…と、両雄とも変に構えることなく魅せてくれた。諏訪魔vs高山の局面では、諏訪魔は高山のビッグブーツをかわしてフライング・ショルダー・タックル、ラリアット、スロイダー…と、“現在の三冠王者”を見せつける攻め。後藤との初対決も面白く、バックドロップ、ラリアットを食ったものの、最後はお返しのラリアットで試合を決めた。その後、天龍に直訴して、試合中にやたらとチョッカイを出してきたNOSAWA論外をリングに引っ張り上げて関本&後藤&論外と急遽、初防衛戦。ここでは論外をラストライドでKO、2試合合計で30分31秒、いい汗を流した。

「小さい頃の憧れの人が自分の試合を見てくれているというのは不思議な感覚でしたね。込み上げてくるものがあったけど、今、泣いている場合じゃないからね」
「三冠の価値を上げることが全日本プロレスOBの人たちへの敬意の表し方、恩返しになると思う」

 そんなコメントをする諏訪魔の表情は晴れやかだった。実際には全日本において擦れ違いだった天龍と諏訪魔だが、ここにきて不思議な師弟の絆を感じる。やはり諏訪魔は馬場・全日本と武藤・全日本を一本の線でつなぐ男である。

投稿者 maikai : 2010年09月30日 11:35

コメント

諏訪魔選手が自分らしいファイトをしたなら一安心です...

投稿者 岐阜人 : 2010年10月02日 16:11

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