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2009年12月01日

日高の願い

 昨日はDDT後楽園について書いたので、今日は同じ日の夜に後楽園で行われた天下一ジュニアについて書こう。

 まず今回の大会で嬉しかったのは、フジタ“Jr”ハヤト、大原はじめが光ったことだ。2人とも出来る選手だけに常々、もっとスポットライトが当たってほしいと思っていたが、この2人がトーナメント2回戦で激突。大原の若手らしからぬ間合いと駆け引き、ハヤトの一直線なファイトが噛み合って、両者の個性が発揮されたいい試合だった。

 勝ったハヤトは準決勝で日高郁人と対戦。これは打撃のバッチバチ・ファイト。これまではひ弱な感じもあったハヤトだったが、本当に逞しくなったと思う。「俺に負けたら恥ずかしくてみちのくに帰れないって言っていたんだから、何度でも向かってきてほしい」とは日高の言葉だが、ドンドン先輩たちに向かっていってほしいし、スーパーJカップでの活躍も楽しみになってきた。19歳でデビューしたハヤトも気付けば4年のキャリアを重ねて23歳。今が大きく伸びるチャンスだ。

 この2人の他、新日本から参戦したプリンス・デヴィットは期待通りの活躍。安定した力量で菅原拓也、サンジェイ・ダットを破って決勝に進出した。今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにも準優勝しているし、プロレス大賞の技能賞にノミネートされてもおかしくないだろう。

 そして優勝した日高。マグニチュード岸和田、ハヤト、デヴィットと外部の人間との1日3連戦での優勝は快挙と言っていい。そんな日高の願い事は師匠のフナキとタッグを組むことだった。フナキは日高のデビュー戦の相手でもある。

 日高とフナキで思い出されるのは98年11月23日、バトラーツの両国初進出でのフナキ&TAKAみちのくvs日高&藤田。試合はフナキが日高を膝十字で仕留めて「技は出せばいいってもんじゃない。プロの技術を見せろ」と駄目出ししたことだ。

 あれから11年。今やゼロワンのコーチも務め、技巧派として名を馳せる日高にしてみれば、フナキの横に立って、改めて師匠を感じると同時に今の成長した自分を感じ取ってほしいのだろう。そこには当然、プロレスラー同士としての競い合い、勝負もあるはず。

 今回の優勝で天下一のベルトとインターナショナル・ジュニアのベルトを獲得した日高はインターコンチネンタル&インターナショナルライト・タッグを合わせて実に4冠になった。今年のゼロワンを振り返ると、MVPはこの日高だ。それだけにご褒美として、この願い事はぜひ叶えさせてほしい。

投稿者 maikai : 2009年12月01日 12:49

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