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2009年08月04日

屋外プロレス

 8月2日の日曜日は後楽園の健介オフィス興行の後はノアの汐留街頭プロレスへ。雨が降ったりやんだりのあいにくの天気だが、1700人ものお客さんが集まった。第1試合は鼓太郎vs石森、第2試合は金丸vsマルビンという動きが速いジュニア・ヘビー級の試合、第3試合はヨネvs谷口でヘビー級の迫力を見せるという考えたマッチメークだ。メインは潮﨑&伊藤vs小橋&KENTAのタッグマッチ。GHCヘビー級王者=潮﨑、白GHC王者=小橋、GHCジュニア・ヘビー級王者=KENTAという3大シングル王者揃い踏みという豪華カードを提供した。通りすがりに初めてプロレスを観たという人も少なくないはずで、こうした地道な普及活動は本当に大事だと思う。

 振り返れば、私が週刊ゴングの全日本プロレス担当記者をしていた時代には夏になると屋外での試合が多かった。青果市場、駐車場、広場、スーパーの屋上など、様々な場所で試合が行われた。

 外ともなれば取材する者にとっても非日常空間だけになぜかテンションが上がったものだ。照明に虫がたかり、選手の口の中に蛾が入っちゃったりする。場外乱闘でもしようものなら泥だらけだ。そして雨が降ると観客も選手も記者&カメラマンも異常に興奮してしまう。選手やカメラマンが雨に濡れながら仕事をしている以上は記者だって傘をさすわけにいかない。リングの上をバッタが飛び跳ね、選手たちはリングが滑るから、自然とパンチやチョップの打撃戦になる。しかも雨に濡れた体はバッシーンといい音が出るし、水しぶきが飛ぶから凄い迫力。それを観てお客さんも燃えるのだ。

 私が感心していたのは、たとえ外の試合で土の上を歩いて入場という状況でも馬場さんは普段の試合と同じように必ず豪華なガウンを着ていたことだった。

 森喜朗元首相が新日本、全日本、ノアの3団体首脳を呼んだ時に「プロレスはスポーツなのか、興行なのか?」と質問したというが、私はスポーツであると同時に興行だと思っている。今は経費の問題等で地方巡業というのはなくなりつつあるが、昔は取材に行ってホテルを探すのに苦労するほどの田舎町でもプロレスは行われていた。でも、そんな場所でお客さんが大喜びでプロレスを観る姿に「やっぱりプロレスは大衆娯楽。難しい理屈は抜きにして、これがプロレスの本来の姿なんだよな」と思ったりしたものだ。

 それは夏の屋外プロレスも同じ。テントが張られ、イカ焼き、焼きそば、お好み焼きなどの屋台が並び、お祭りのような中でプロレスの試合が行われる。そんな空気が好きだった。きっと、そこに観に来た子供たちは、大人になっても憶えていると思う。

 プロレスはいつまでも大衆に根付いたスポーツ・エンターテインメントであってほしいと思う。

投稿者 maikai : 2009年08月04日 10:11

コメント

札幌では、私が生まれてから札幌の屋外の試合というのは、1回だけでした。楽しさを私も味わいたかったですね。
小さいころは、目的達成されるまでのプロセスが特に記憶が残ります。縁日要素プラスプロレスそれに花火がプラスされれば子供らにとって忘れられない思い出になると思います。子供たちにとってそれがプロレスの入り口になれば最高ですね。たとえ大人になってプロレスを卒業してもその思いでは一生ものではないでしょうか?
 中島スポーツセンターで育った私でも売店で買って飲んだジュースや無名メーカーのソフトクリームの味は、まだ忘れられないですね。

投稿者 マサ札幌 : 2009年08月04日 23:58

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