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2009年07月27日

お疲れさまでした!

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  昨日の全日本プロレス後楽園大会では荒谷望誉の引退試合の解説ということでサムライTVの放送席にお邪魔させてもらった。

 荒谷のラストは菊タローと組んでの渕正信&TAKAみちのく戦。荒谷はお笑いプロレスで17年のプロレス人生をまっとうした。

 思えば、常に「エース候補」と言われていた荒谷がお笑いプロレスの道に足を踏み入れたのは2005年。ダメ親父、バカボンのパパと呼ばれながらファンに愛されたのは、それ以前の下地があったからこそ。頑丈な体と強さが根底にあるから、お笑いプロレスにも説得力があったのだと思う。何しろ、あの鈴木みのるに顔面をゲンコツで殴られて鼻血が噴き出しても平然とバカボンのパパでいたのだから、ある意味で凄い。

「今の世の中、辛い人が多いじゃないですか。でも、俺の試合を見たら“自分の方がマシだ!”って思うでしょ(苦笑)。それで次の日に元気に会社や学校に行ってくれたらいいんですよ(苦笑)」とは、いつか聞いた荒谷の言葉。一応、彼には彼なりの使命感があったのだ!?

 さて、引退試合だが…予想通りに用意していた材料を喋らせてくれる展開にはならなかった。例のコーナーに突っ込んでいって顔面に蹴りを食らった回数は試合前の時点で4993回(菊タロー調べによる)。これを前人未到の5000回にするのが試合のテーマになった。毎回のように繰り広げられるこの攻防、ハッキリ言って解説者としては本当に喋りにくいムーブだった。でも、昨日で最後。とにかく5000回を達成できてよかった。

 試合はいつものお笑いでも会場の一体感は素晴らしかった。ファン、武藤社長を始めとするセコンドの全選手、そしてリング上の菊ちゃん、渕さん、TAKAが必死で荒谷を盛り立てる。こんな引退試合をやらせてもらえるなんてレスラー冥利に尽きたことだろう。それも荒谷の人柄ゆえ。こんなにみんなに愛されたのは、彼に邪心がなかったからだ。もっとも、邪心がなかったから「エース候補」のまま、エースになれなかったとも言えるのだが…。

 でも、こんなに人に愛される荒谷を目の当たりにして奥さんも娘さんも嬉しかったはず。最高にカッコイイ夫、父親だったと思う。

「プロレスが大好きなんで、その気持ちのまま辞められてよかったと思いますよ。周りにいじられて、何とかここまでやってこれました。最初は苦しく、最後は楽しかった。楽しい仲間と楽しい仕事ができました」(荒谷)

 荒谷どん、本当にお疲れさまでした!

 なお掲載している写真は、会見が終わって控室に戻るところで神谷繁美カメラマンが撮影してくれたもの。荒谷どんが手にしている目録は私からではなく、全日本プロレスからのもの。私は妻が作ってくれたフラワー・レイを荒谷どん&ご家族に贈らせてもらいました。でも昨日は異常に暑かったから、すぐに枯れちゃったかな…。

投稿者 maikai : 2009年07月27日 10:24

コメント

いい笑顔ですね。 笑顔で終われて良かった。

投稿者 hiro : 2009年07月28日 01:39

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