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2009年07月14日

デスマッチ超世代ならではの戦い

 一昨日はノアの後楽園ホール終了後、ある仕事の打ち合わせを経て大日本プロレスの横浜文化体育館へ。大日本の横浜文体は年間の柱となるビッグマッチ。今年の下半期を占う大会のメインはBJWデスマッチ王者・宮本裕向に竹田誠志が挑戦した高所作業につき立体足場建築現場デスマッチだ。

 宮本は666、竹田はSTYLE-E所属の選手。両選手の知名度も、所属する団体の知名度も決して高いとは言えないが、そんな2人がビッグマッチのメインを張ったことに大きな意義があったと思う。この2人が名前ではなく、試合内容でファンの心を掴んできた証なのだ。

 立体足場建築現場デスマッチは07年3・14後楽園ホールで当時の王者・佐々木貴に宮本が挑んだ時の形式。5メートルの高さの足場から佐々木貴がDガイストを決めれば、宮本は蛍光灯を抱えてムーンサルトを繰り出して「これ以上のデスマッチはない!」と評判が高かったもの。今回はタッグで竹田に2連敗している宮本が「原点に戻るため」にこの試合形式を主張した。

 果たして試合は両者のデスマッチ愛が弾けた。挑戦者・竹田はSTYLE-E仕込みのテクニックを活かして、肩に蛍光灯を担いでのスピアーを連発、宮本は足場の上からリングに設置したテーブルめがけてヤンキードライバー! 最後は5メートルの落差のムーンサルト・プレスを完璧に決めて王座初防衛に成功した。

「この形式は一度やったことがあるっていうプレッシャーはありました。その怖さを知っているんで。でも、最後のムーンサルトは前回の失敗を踏まえて、相手をセットする場所を変えました。先輩、後輩、同期…みんな相手に防衛してチャンピオンらしいチャンピオンになります」と宮本。

 一方、敗れた竹田は「負けたけど、今日から俺のスタートだと思います。あのベルトを獲らない限り、デスマッチは止められない。総合とかレスリングと比べてもデスマッチは最高。メチャ面白し、メチャ厳しいし、俺は止められない。試合になればデスマッチ・ハイになって、あんな高いところでも余裕っス。あの形式で宮本裕向をぶっ潰したいッス」

 蛍光灯を使い、有刺鉄線ボードを使い、その中で純粋なプロレスのテクニックを使い、5メートルの足場を用いて立体的な攻撃も使う。これは宮本と竹田の身体能力、怖いもの知らずの若さと度胸、そしてジュニア・クラスの体があってこその試合だった。まさに今現在の彼らにしかできないデスマッチ超世代ならではの戦いだったと思う。

投稿者 maikai : 2009年07月14日 10:42

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