« 武藤ワールドは完成形へ | メイン | Gスピリッツ第11号の特集テーマ »

2009年03月07日

前田日明にとっての新日本プロレス

 昨日の後楽園ホールは新日本プロレス旗揚げ37周年記念大会。注目は前田日明が来場して功労賞として表彰されたことだ。思えば、前田が新日本の後楽園のリングに上がるのは87年11月19日の長州顔面蹴撃事件以来。あの事件で前田は新日本を解雇された。だから、その一戦が最後の新日本での試合でもあった。

 表彰式後、控室前で報道陣との応答になったが、ここで面白い光景が生まれた。第1試合に出場する長州、S・S・マシン、ヒロ斉藤と顔を合わせたのだ。「久し振り!」と、前座時代のライバルだったマシンが声をかけて握手。合宿所で喧嘩ばかりしていたというヒロちゃんとは言葉を交わさなかったように見えたが、長州が「アキラ!」と声をかけて、これまた握手。

「長州さん、まだやってるんですか(笑)?」と言う前田に長州は「その一言が(苦笑)…。まあ、見てろ!」と花道へ。すでに何年も前に和解している長州と前田だが、何だか嬉しい場面だった。

 前田にとっての新日本プロレスは道場での厳しい練習であり、合宿所での仲間との生活であり、限りなく喧嘩に近かかった前座での試合がすべてなのだ。

 私が前田と会ったのは07年10月19日にGスピリッツ第3号の取材のために新横浜プリンスホテルで2時間以上も話して以来。その時に感じたのは、いかに新日本のプロレスにプライドを持って若手時代を過ごしていたか、それがあったが故にUWFが生まれたんだということだった。昨日も報道陣に囲まれて、その時のインタビューで喋っていた若き日の思い出、エピソードを語っていた。

 ちょっと宣伝になってしまうようで嫌なのだが(苦笑)、前田日明のプロレスへの想いを知るためには、ぜひともGスピリッツ第3号の『2万字インタビュー』を改めて読んでいただきたい。

投稿者 maikai : 2009年03月07日 10:24

コメント

コメントしてください




保存しますか?