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2008年11月05日

リバイバルからリアルタイムへの正念場

 昨日は後楽園ホールでG1タッグ・リーグ戦の最終公式戦。Aブロックでは天山&小島のテンコジが中邑&後藤に勝って首位で決勝トーナメントへ。敗れた中邑&後藤はバーナード&フーラーと決勝トーナメント進出をかけて戦うことになった。Bブロックは現IWGPタッグ王者の真壁&矢野が中西&吉江に敗れて全勝とはならなかったものの、首位で決勝トーナメントへ。勝った中西&吉江は邪道&外道を1点上回って決勝トーナメント進出を果たした。

 さて、私が注目しているのはテンコジだ。全日本の10・11後楽園ホールで鈴木みのる&太陽ケアの世界タッグに挑戦して完敗を喫し、みのるに「もうリバイバル・ブームは終わりだ! てめぇらの知らないうちにタッグマッチは進化しているんだ。お前らの時代は終わったんだよ!」と罵倒され、そのショックを引きずったままG1タッグ・リーグ戦に突入。初戦で飯塚&石井に敗れて先行きが危ぶまれたが、結果的には首位でリーグ戦を突破した。

 だが、まだテンコジは本調子ではないと思う。11・3両国ではF4vs天山&NO LIMITという形でテンコジ対決を行って気持ちを確かめ合ったが、小島自身がブログで書いていたように2人の激突はKAI&大和vsNO LIMITの若いタッグ対決の足を引っ張っていた。私は実況席から観ていたのでよくわかったのだが、ダイビング・ヘッドバットを失敗した天山は右膝に大きなダメージを負っていた。

 昨日の中邑&後藤戦、天山は足の負傷をひた隠しにしていたが、明らかにステップがおかしかった。そして中邑&後藤の集中攻撃を浴びてしまった。耐えに耐え、最後にアナコンダ・バイスで後藤を仕留めたのは天山の意地を感じたが、やはり本来のテンコジとは程遠いものだった。後楽園ホールに充満した天山コールにしても、ほとんど同情と過去のテンコジへの想いからだったように感じられた。つまり“リバイバル”から抜け出せていないのである。

 優勝するには今日2試合戦わなければいけない。果たして天山の体は持つのか? そんな天山を小島がフォローできるのか? この先には全日本の最強タッグも控えている。結果、内容の両方で『昔の名前で出ていいます』ではなく、リアルタイムのタッグチームになれるか…テンコジは正念場を迎える。

投稿者 maikai : 2008年11月05日 12:36

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