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2008年07月17日

SEMにおける丸藤正道

 団体の垣根を越えて若手選手が競い合うSEM。昨日もディファ有明で第16回大会が開催されたが、このリングで大きな役割を担っているのが丸藤だ。

 丸藤は自分の出番まで出来る限り試合をチェックしている。そして自分の試合になれば、本当に厳しい。「性格悪いなあ」と思わせるくらいシビアな攻めで“相手を引き出してやろう”という配慮は一切なし。SEMではダークサイド丸藤を観ることができるのである。

「俺は若手だろうがベテランだろうが、リングに上がれば同じやり方で行くんで」と丸藤。考えてみれば、SEMのリングは他団体の若手にとって夢の舞台。ノアのトップの丸藤と戦えるチャンスがあるのだ。ただし、問題はここからで、丸藤と戦うには覚悟がいる。リングに上がれば誰が相手でも同じ目線で戦うとしている丸藤に「引っ張ってもらおう」とか「光らせてもらおう」というのはとんでもない話。「俺と戦う以上は、それだけの覚悟を持っているんだろうな!?」と、試される。付いてこれない人間は切り捨てる。丸藤のえげつない攻撃をしのいで反撃した者だけが試合をさせてもらえるのだ。

 昨日、丸藤と対戦したのはベアー福田。リング上で、場外で丸藤に痛めつけられた福田は必死に反撃したが、今ひとつ踏み込めない印象を受けた。すると試合後、丸藤は「俺を張ってみろ!」とダウンしている福田の髪を掴んで引きずり起こした。

「あれじゃあ、福田も納得いってないだろうしね。重心の低い、図太い体をもっと活かさないと。運動神経は悪くないと思うし、あんなワルそうな顔をしているのにもったいないよ。相手にとっては戦いづらい体型をしているのに、それを相手に感じさせないファイトをしているのは損だよね。彼のエルドラドでの位置は知らないけど、彼の運動神経とプロレスに対する姿勢なら、もっと出来るんじゃないかな」
 と、丸藤。その採点は及第点といったところか。

 さらに丸藤は7・18日本武道館で三沢、杉浦と組んでの小橋、高山、中嶋戦についても触れた。「この試合は小橋、高山よりも中嶋クンですかね。今だったら小橋さん、高山さんよりも中嶋クンからピン取る方が難しいと思うんで」とニヤリ。武道館も楽しみだ!

投稿者 maikai : 2008年07月17日 09:30

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