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2008年07月07日

DDTの遊び心

 昨日の後楽園ホールはプロレス・デー。昼はDDT、夜は新日本の後楽園3連戦初日だった。

 まずはDDTについて書こう。昨日は年に1度の『KING OF DDT』。全7試合がタイトルマッチだ。不勉強な私としてはKO-D無差別級王者=ディック東郷、KO-Dタッグ王者=MIKAMI&タノムサク鳥羽、インディペンデントワールド世界ジュニア王者=飯伏幸太、アイアンマン・ヘビーメタル級王者=マイケル中澤、エクストリーム王者=マサ高梨は知っているものの、「あと2つもタイトルがあったの?」という状態。そうしたら柿本大地が第3代大森夢フェア認定世界大森級王者としてこの日デビューの石井慧介の挑戦を受け、KUDO&ヤスウラノ&アントーニオ本多と大鷲&Koo&スペル・ヴァンパイアが第5代自由が丘6人タッグ王者の座を賭けて戦うという。

 諸橋誠也が東郷に挑戦したKO-D無差別級戦、TAKAみちのくが飯伏に挑戦したインディー・ジュニア戦、ポイズン&JARASHIMAがMIKAMI&タノムサクに挑戦したKO-Dタッグ戦はシリアスな試合だったが、前半はDDTならではのテイストがちりばめられたお楽しみ試合がズラリ。

 オープニングのエクストリーム戦は高梨=高梨マサ子、星誕期=星誕子、高木=フランソワーズ☆タカギという、それぞれの選手の遠い親戚にあたる女子プロレスラーが代理でトリプルスレッドマッチを行うという趣向。コスチュームだけでなく、「バカヤロー!」の叫び方、フォールされればブリッジで返す、ヘアー投げ、コーナーポストからのダイブをセコンドも含めて受け止める…という女子プロ・ムーブを随所に取り入れていたのがセンスだ。最後、タカギがジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスで高梨を仕留めたところもニクい。

 大森夢フェア戦は石井のデビュー戦ということもあってシリアスな戦いになったが、第3試合のアイアンマンヘビー・メタル戦はDDTのお家芸(?)のエア・プロレスが繰り広げられた。このタイトル戦はバトルロイヤルで行なわれたが、透明人間のアーノルド・スケスケジャネーカーが参戦したののである。確か去年の4月には脚立が参戦したバトルロイヤルもあったっけ。透明人間相手のムーブでは、やはり男色ディーノがダントツ。マイケル&松永智充もいい動きをしていた。

 自由が丘6人タッグは、和田京平の熱血レフェリングによって、メタル・ヴァンパイア側の極悪レフェリーだった松井幸則が本当のレフェリーの心を取り戻すという感動ドラマ。ちょっと強引だったが、お客さんが乗ってくれたのだからヨシだろう。

 さて、今後のDDTの注目ポイントは誰が東郷をKO-D王座から引きずり降ろすか。7・20新木場では挑戦者決定トーナメントが行われる。私としては「子供のファンが怖がるから」とあっさり蛇界を抜けてしまったHARASHIMAの巻き返しに期待したいが。

 また、メタル・ヴァンパイアとして悪に徹しているものの、実は笑いに飢えて禁断症状になっているという情報もある大鷲にどうやってツッこまれる状況を作れるかがDDT正規軍の課題。ここはディーノとマッスルに期待するしかあるまい。

 さらに7・20新木場ではエクストリーム王者・高木がマサ高梨の挑戦をT2Pルールで受けることになった。高梨は、実はメキシコまで行った元闘龍門の生徒。本来だったらジャーベを武器にミラノコレクションや近藤、大鷲らとともに闘龍門に逆上陸していたはずなのだ。果たして高梨は自分のルーツの引き出しを開けることができるのか? そして、自らこのルールを提案した高木はジャーベを知っているのか?

 ファン目線の面白がり方&遊び心を持ち、そしてそれを節度ある形でリング上で実際に表現するのがDDTだと私は思っている。

 

投稿者 maikai : 2008年07月07日 11:26

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