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2008年06月22日

グレート草津さんの思い出

 今日、後楽園ホールにおける全日本プロレス新シリーズ開幕戦の試合前、21日に亡くなったグレート草津(草津正武)さんを追悼する10ゴングが鳴らされた。

 草津さんの思い出…といっても、私は残念ながら取材したことはない。私がゴングで仕事(アルバイト)を始めたのは1980年の春。草津さんは同年6月にアキレス腱断裂によって長期欠場。私が会場に顔を出せる立場になった時にはすでにリングを降りていたのである。まだ月刊誌時代ながら81年2月に私は国際プロレスの担当になった。だが、同年8月に崩壊。その間に草津さんがカムバックすることはなかったから、結局は一度も取材することはなかった。

 ただ、ファン時代の思い出はある。私が初めてプロレスをナマで観戦したのは小学校5年生だった73年1月26日の横浜文化体育館における国際プロレス。ちょうど私と父親が会場に着いた時に草津さんが会場入りしてきて、そこでサインをもらったのが唯一の思い出だ。ちなみにその大会のメインはストロング小林とラリー・ヘニングの金網デスマッチだった。草津さんはセミ前のシングルマッチでマイク・パドーシスを足4の字固めで撃破した。今振り返っても渋いマッチメークだが、初めてのナマのプロレスはやっぱり迫力があった。

 後年、草津さんの付き人をしていた阿修羅・原さんから草津さんのエピソードを聞いたことはある。原さんは同じラグビー出身ということで草津さんに可愛がられたようだ。

「辛かったのは、飲みに連れて行ってもらった時だよ。バーのカウンターの端から端までズラーッとグラスを並べて、“これを全部飲まなきゃ帰さない!”とかって言うんだから。あれで鍛えられたよ(苦笑)」

 その時代があったからこそ、のちの天龍同盟での“豪傑・原”があったのかも。草津さんに関しては酒にまつわる話を聞くことが多かったが、やっぱり“昭和のサムライ”だったのだろう。機会があればGスピリッツでじっくりとインタビューさせてもらいたい人だった。ご冥福をお祈りします。

投稿者 maikai : 2008年06月22日 18:10

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