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2008年06月11日

諏訪魔のスタイル

 昨日6月10日は後楽園ホールで恒例の『武藤祭』。武藤&神奈月が曙&はなわを下してF-1(フェイク1)王座4度目の防衛を果たした。この試合は難しい理屈などいらない。観たままに楽しめばいい。

 さて、私が最も注目した試合はセミファイナルの諏訪魔のT28、真田、征矢を相手にした3人掛けだ。一体、諏訪魔は若手3人相手にどんなファイトを見せるのか? ドンと胸を突き出した横綱相撲か? 3人の持ち味を十分に引き出した上で接戦を見せるのか? 今の諏訪魔なら、それくらいの技術は持っている。

 果たして、諏訪魔は趣の違う3試合をやってのけた。軽量のT28に対しては、すべての技を受け止めながらも一切、受け身を取らずに真っ向からねじ伏せるファイト。真田とはジックリと試合した。ラストの征矢に対してはぶっ潰しのファイト。果敢にエルボーの連打で向かってきた征矢に対し、張り手の連打からダウンしたところを顔面踏み潰し! 因縁も何もない仲間・後輩に対して、こうしたシビアな攻撃ができるのが諏訪魔の強みと言っていい。最後も死に体状態の征矢をラリアットの連発で完膚なきまでに叩き潰してみせた。

「今のプロレスには闘いがない」とよく言われるが、諏訪魔のファイトには狂気と怖さを感じさせる瞬間がある。振り返れば、チャンピオン・カーニバルの鈴木みのるとの公式戦もいびつな戦いだった。そうした試合の中に、諏訪魔の理想のひとつがあるように感じられる。

「強いチャンピオンになりたい」と常々、口にしている諏訪魔は、昨日の3人掛けを終えて「自分のプロレスがわかった」と言った。

 三冠王者・諏訪魔が未来の全日本プロレスに新たな要素をトッピングしてくれることを私は期待している。

投稿者 maikai : 2008年06月11日 13:07

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