« 若い選手の引退について | メイン | 3年が経過 »

2008年06月08日

遅ればせながら…

 5月24日の『ハッスル・エイド2008』を昨日、ようやく録画しておいたテレビ東京の番組で観た。番組的には、この大会で引退するインリン様、HG、ボノちゃんを中心にしていたのは当然のこと。プロレスに興味がない人でも抵抗なく入っていけるようになっていたように思う。

 さて、プロレス・ファン向けには、今回の『ハッスル・エイド2008』はこれまでの流れの総決算。ある意味でハッスル最大の功労者インリン様が姿を消すのである。実際、インリン様なくして、今のハッスルの成功はなかったと思う。インリン様の成功によってタレント起用という道が開けたと私は思っている。

 以前、Gスピリッツでハッスルの山口代表と対談した時に、山口代表はタレント起用について「緊張感を知っている人は伸びていくし、逆にTVタレントとして編集に慣れている人はダメですね。どっかでやり直しが利くとか、ライブの怖さを知らない人は対応できないですよ。あとはプロレスラーとの肉体的ハンデをどう克服していくか、そのハンデを味方につけられるかどうかは、その人のセンスによるところも大きいですね」と言っていたが、インリン様はすべてをクリアーしていた。

 このラストマッチとなったボノ戦にしても、ちょっと間違えれば大怪我をしかねない状況で、まったく物怖じせず、しかもシューズは足首を折りかねないピンヒール。“愛と美と闘いの女神”のキャラを貫くプロ根性だ。

 初めてプロレスを観た人が、このインリン様VSボノちゃんをプロレスだと思ってしまったらちょっと困るのだが、2人の見事な表現力はプロレスのひとつの要素を確かに見せてくれていたと思う。

 インリン様が引退し、川田に敗れたHGは自ら素顔になってハッスルから追放された。この2年半近く主役を張った2人が去ったのだから(HGはどういう展開になるかわからないが…)まさにリセットである。そして7月からはハッスル軍、髙田モンスター軍の垣根を取っ払った『ハッスルGP2008』がスタートするという。

 私の中では現時点でのハッスルのピークは昨年11月25日の『ハッスル・マニア2007』。あの大会のインパクトが強過ぎたために、それから現在までは試行錯誤の時期だったように感じる。果たして『ハッスルGP2008』によって新たな面白さを世間に向かって打ち出せるか、期待したい。

投稿者 maikai : 2008年06月08日 15:39

コメント

コメントしてください




保存しますか?