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2007年10月31日

自然体の前田日明

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『Gスピリッツ』第3号発売まで1週間…ということで、一足早く、すでに明らかになっている巻頭の前田日明インタビューについて書いてみよう。

 前田に会ったのは昨年3月29日に『週刊ゴング』1120号でBMLとの決別についてインタビューしてから1年7ヵ月ぶりのこと。正直な話、再び取材で会うことはないと思っていた。前田はあの時点でBMLだけでなく、プロレスとも決別という雰囲気だったからだ。

 今の前田はHERO’Sのスーパーバイザーであり、リングス再興に動き始めている。また格闘技界全体がうねりを見せているデリケートな時期。だが“プロレスに生きた前田日明についてのインタビュー”をお願いしたところ、多忙なスケジュールの合間を縫って快く取材に応じてくれた。思えば、私は前田にインタビューする時にはいつも“プロレスラー前田日明”に話を聞いてきた。プロレスラーではなく、総合格闘家となったリングス時代もそうだった。

 前田が新日本プロレスに入門したのは1977年7月7日。今年でちょうど30年になる。この機会に、日本マット界に多大なる影響を与えた前田日明という人物、旧UWF、新生UWFについて検証させてもらった。新弟子時代、昔の新日本、イギリス時代、旧UWF、新日本との対抗戦時代、新生UWF、そして3派分裂…当初、取材予定時間は2時間だったのが、気付いてみたら2時間半! その間、前田は一度も時間を気にせずに喋り続けてくれた。カメラマンが古くからの知り合いの原悦生氏だったこともよかったのだと思う。本当に自然体に…違った表現を使えば、無防備にいろいろなことを話してくれた。

 今になって語られる前田の言葉には気負いがないから「あの時は、実はそんなことを考えながら、そんなことに悩みながらリングに上がっていたのか…」と気付かされることが多かった。ただ今の話題を追うのではなく、プロレスというものを掘り下げ、検証していくという『Gスピリッツ』のポリシーから考えれば、今、この時期に前田インタビューをやってよかったというのが私の素直な気持ちだ。

 自然体だから、無防備だから、本の作り手からしてみれば「ちょっと掲載するのは…」という発言も飛び出したが、こちらの都合で勝手にカットできないのが前田取材の大前提。やはり、前田日明という人を取材するには、それなりの覚悟が必要なのだ。

 あとは読んでのお楽しみということで、1週間後をお待ちください!

投稿者 maikai : 2007年10月31日 12:46

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