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2007年04月18日

CIMAが栓を抜いた!

 相変わらずドラゴンゲートは活況を呈している。昨日の後楽園ホールも超満員だった。それまで独自の価値観で活動していたドラゴンゲートが昨年下半期から新日本などの他団体と積極的に関わりを持ち始めたことで「ドラゴンゲート独自の世界がなし崩しになってしまうのではないか?」とも思ったが、それはいらぬ心配だった。

 他団体との対抗戦とは別にドラゴンゲートは独自の路線をしっかりと敷いている。タイフーンとマッスル・アウトローズの図式にとどまらず、ROHで活躍していたSHINGO(鷹木信悟)、B×Bハルク、サイバー・コングの新世代3人が新ユニット結成を宣言。またまた新局面を迎える。

 昨日の試合は、セミのタイフーンVSアウトローズのなにわ式イリミネーションも面白かったが、その後のメインのライガーに望月が挑戦したドリームゲート戦がセミとはまったく違うカラーの試合だったことに感心。セミはノンストップのいかにもドラゲーらしい試合だったが、メインは望月がライガーの左腕を、ライガーが望月の左足を狙う重厚な展開。それでいて若いドラゲー・ファンを引っ張るスリリングなファイトをやってのけたのだから大したものだと思う。

 さて、今後の注目はやはりCIMA。ライガーへの挑戦を正式に表明したのだ。そして目前には4月28日のノア日本武道館での丸藤とのタッグ対決がある。ノア、新日本との戦いに打って出たCIMAは、
「今年でデビュー10年…19歳でデビューして29歳になった。若いわけがない。若い鷹木たちにジェラシーを感じたし、ライガーVS望月への大歓声にもジェラシーを感じた。新日本のライガーにも、ノアの丸藤にも、この俺がドラゴンゲートここにありを見せる!」
 と宣言した。

 人の人生はそれぞれだ。CIMAと一緒にメキシコに渡ったSUWAは10年を区切りに5月12日をもってリングを降りる。逆にCIMAは、これまで10年間培ってきたものをメジャーと言われる団体、選手にぶつけようとしている。思えば、7年前の2000年4月、CIMAは第3回スーパーJカップ決勝でライガーに敗れた。あの一戦はCIMAのキャリア不足を露呈した試合。勢いだけではトップに立てないということをライガーが示した戦いだった。試合後、肩を落として涙にくれるCIMAの姿を思い出す。

 だが、今のCIMAは違う。堂々たるドラゴンゲートの顔だ。以前、長州はよくレスラーをワインに例えて「飲み頃になった時にポンと栓を抜いてやるのが大切。俺もいいタイミングで猪木さんに栓を抜かれた」と言っていたが、今まさにCIMAは熟成させたワインの栓を自ら抜いた。 

投稿者 maikai : 2007年04月18日 13:49

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