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2007年04月14日

嵐の復帰問題について

 またまた11日の無我の話題になってしまうが、この日の試合前、嵐(高木功)が藤波を訪ねた。嵐は昨年7月、大麻所持で逮捕され、9月13日に執行猶予3年(懲役6ヵ月)を言い渡されている。

 私と嵐の付き合いは、嵐が87年1月に入門した時からだから、もう20年。ハッキリ言って、これまでも問題児だったが95年にWAR入りしてからは更正して、黙々とファイトしてきた。失明寸前の怪我を負っても休まずに試合に出続けた嵐のプロレスに取り組む姿勢を見てきたし、その素質も買っていたから、大麻事件の時には腹も立ったし、悲しかった。実は判決が下りる前の昨年8月に「迷惑をおかけして、すみませんでした」という電話を貰っていた。

 11日、藤波との会談を終えて控室から出てきた嵐は、私の顔を認めると、あのクリッとした愛嬌のある目を大きくして微笑んだが、今、私の気持ちは複雑だ。「リングの上からファンに訴えたい」と、敢えて謝罪の言葉は出さなかったが、果たしてそれで良かったのか?

 人間、一度失敗したからといって、すべての可能性を閉ざされてしまったら救われない。できるなら、勝って知ったるプロレスで更正して、新たな人生に踏み出すのがベストだと思う。だが、今のままで受け入れられるだろうか。嵐の犯した罪はプロレス界全体に多大な迷惑をかけたのは事実。裁判終了後、マスコミを通じて謝罪の声明を発表し、謹慎期間を経た上で公の場に出てくるのが筋だったのではないか。

 できることなら、いい形でカムバックしてほしい。でも…。今、私の心はモヤモヤしている。

投稿者 maikai : 2007年04月14日 13:46

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