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2007年04月03日

策士・秋山準

 今日は3日夜の後楽園ホールにおけるノア4月ツアー開幕戦について書こう。メインは森嶋&ヨネに秋山&力皇が挑戦したGHCタッグ戦。先シリーズ最終戦で秋山と力皇が緊急合体、そしていきなりのタイトルマッチという急展開だったが、試合として純粋に見応えがあった。

 森嶋はROH王者になって吹っ切れているし、ヨネは先シリーズ最終戦の秋山戦から従来の明るいキャラだけでなく、根っこの部分に持っているバトラーツ仕込みのバチバチ・ファイトが顔を出すようになった。力皇も秋山がバックにいることで伸び伸びとファイト。結果は秋山&力皇がベルトを奪取したが、決して森嶋&ヨネにキズがつものではなかった。巧者の秋山がかき回す中でヘビー級の若い3人の息吹が感じられる試合だった。もはやノアの主役は次世代であることを証明するタイトルマッチだった。

「今年は自分のためにやりますよ」と言っていた秋山だが、やはりノア全体のことを見ている。この試合でも自分の存在感を出すことは忘れないが、スパイス役に徹して3選手の持ち味を引き出し、この2年間、パッとしなかった力皇を引き上げてみせた。力皇は2年前にGHC王者になった時にはプレッシャーから体調を崩すことが多く、精彩を欠いたが…今、ようやく心身共に本来の力を出せるところまできた。機を見るに敏な秋山は、ここで力皇のワインの栓をポンと抜いたのだ。

「開幕戦でベルトを取っちゃって、これで何もなくツアーが終わったらつまらないから、最終戦の武道館で高山選手相手に防衛戦をやりたい」と秋山。今、ゼロワンMAXで猛威を振るっている高山を見て、今がイジリ時と判断したのだろう。やはり秋山は、いい意味で策士である。

投稿者 maikai : 2007年04月03日 12:05

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