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2007年04月02日

DDT後楽園

昨日は後楽園ホールで昼=DDT、夜=ノアの2連戦。まずはDDTについて書きたい。

 今年に入って2、3月に次ぐ後楽園大会だったが、客入り、客の反応は今回が一番よかった。これまでの2回は客の反応がイマイチでDDT関係者も頭を悩ませていたし、三四郎はKO-D王者HARASHIMAに対して「お前がチャンピオンになってから客入りが悪い。俺がお前からベルトをひっぺがしてやる!」と厳しい駄目出しをしていた。

 そうした状況を踏まえての今回。第一の功労者は第1試合で諸橋&マサ高梨からKO-Dタッグ王座を奪った中澤マイケル&松永智充のヌルヌル・コンビ。ハッキリ言ってキワモノだがヌルヌル・コンビは実力も上げてきている。面白さにファイト内容が伴っているからこそ、お客も楽しめるというものだ。彼らは見事に客席を温めてくれた。

 その後はアイアンマン王者になった脚立とMIKAMI、ドリアン澤田、マンゴー福田、ゴージャス松野、佐野直、アントンによるバトルロイヤル。かつてテリー・ファンクは「ホウキとでも試合ができる」と言ったが、彼ら5選手は見事に脚立相手に戦った。バカ臭いと言うなかれ。MIKAMIは脚立めがけてスワントーンボムを放ったのである。これも体を張ってお客を楽しませるプロ根性だと私は思う。

 こうしたお笑い2試合の直後に飯伏&タノムサクとバトラーツの澤&吉川のバチバチ・ファイトを持ってくるあたりがマッチメークの妙。そして丸藤が登場して男色ディーノと組んでマッスル&KUDOと激突。ちゃんとDDTテイストをこなすあたり、やはり丸藤は天才児だ。試合後、マッスルが、
「丸藤選手は体だけですべてを表現できる人。ボクは変化球的なやり方をしているけど、丸藤選手はそれを難なくこなしてみせた。ある意味でショックです」
 と語っていたのが印象的だった。

 休憩を挟んで柿本VSハワイ軍団のストーリー仕立ての試合後にメインのHARASHIMAと三四郎のタイトルマッチ。DDTの今後をかける大一番にふさわしい遊びのない、両選手に逃げ道のない戦いだった。三四郎という壁を超えたHARASHIMAが今後、DDTにどういう新しいカラーを加えていくか楽しみだ。

 改めて思うのは、これといったビッグネームがいない中で10年やってきたDDTの企業努力。そこにはプロレスを見たことがない人をも取り込むための斬新で自由なアイデアと緻密な組み立てがあった。それに選手たちの技量がついてきた。DDTには一度観たら、次も観たいと思わせる不思議な魅力がある。

投稿者 maikai : 2007年04月02日 09:40

コメント

そのMIKAMI選手は新木場に移動し、アイスリボンできのこ(12歳)、ひなた(12歳)、りほ(10歳)、チェリー(?歳)とハンディー戦でした。アイスリボンでも十分にプロ根性を見せてくれましたよ。

投稿者 dai100 : 2007年04月02日 22:12

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