2007年03月07日
35周年
昨日3月6日は新日本プロレスの旗揚げ記念日。新日本は35年前の1972年3月6日、大田区体育館で旗揚げした。本来なら、同じ大田区体育館で記念大会をするべきだろうが、現実問題を考えると平日に大田区での試合は興行的に厳しい。後楽園ホールになったのはやむを得ないところだ。
試合開始前には観客にスパーリングを見せ、坂口征二、山本小鉄、星野勘太郎の表彰。第1試合では山本小鉄がレフェリーをやり、休憩前にはドン荒川がプチシルマ体操。ジュニア8人タッグではレフェリーを務めた小林邦昭が試合後にクレームをつけてきたライガーをフィッシャーマンズ・スープレックスで叩きつけるなど、記念大会の要素が盛り込まれていたが、実際には35年記念大会の色は薄かった。
創始者のアントニオ猪木が不在、藤波や武藤、前田といった35年の歴史の中で外せないレスラーがゴッソリ抜けていたからだ。でも、それも新日本の波乱の歴史を証明するものである。
重要なのは郷愁に浸るよりも、明日につながる試合。私的には満足だった。裕次郎と平澤のゴツゴツした第1試合は新日本の原点だし、邪道&外道VS東郷&TAKAは巧者同士の戦いだからハズれるわけがない。ブラックとGBHの8人タッグはドタバタ感がありながらも、しっかりとそれぞれの持ち味が発揮されて、ちゃんと試合として成立した。個人的にはバーナード、ミラノがイキイキとファイトしているのが嬉しかった。バーナードとは全日本の解説者をしている関係で旧知の仲。久々に話をしたが、新日本での仕事をエンジョイしているのが伝わってきた。
ジュニア8人タッグも普段の本隊とCTUの図式を崩したことからどうなるものかと思ったが、それぞれが見せ場をわかっているから好試合に。久々の“紅白ライガー”もいいものだ。メインの棚橋&中邑VS永田&中西は、タッグマッチという形式を抜きに、今現在の新日本のトップの力量を見せてくれたと思う。
35年という月日の中で新日本は変わった。今のメンバーを見ると、まったく違う団体と言ってもいいかもしれない。だが、その精神はちゃんと受け継がれている。この日の試合を見て思ったのは、選手たちの力量、ボリューム感は他の団体とは違うものだということ。やはり新日本プロレスは業界の盟主だと私は思う。
投稿者 maikai : 2007年03月07日 13:20