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2006年04月30日

仕事をしない2日間

 昨日と今日は、私にとってプチGW。仕事はなーんにもしていないのだ。昨日は昼過ぎに起きて、チンザノを飲みながら観る暇がなかったビデオを観てズルズルと過ごした。

 今日は知り合いのちび助(ユースケ=小学校6年)を連れて両国の『にぎわい春祭り』へ。いろいろなちゃんこの屋台が出て、1杯500円で食べられるというやつだ。それにしても小学校6年生は成長期とあってよく食べる!ロコモコ、カレーちゃんこ、もち豚ちゃんこ、ソーセージ、カツサンド、焼き鳥、メロンパン、アップルパイ…さすがに40代半ばのオジサンにはついていけない芸当だ。

 さあ、夕飯はトミヅカ君と飲みに行こう。そして明日からは、改めて仕事の日々へ。まずはサムライTVの『NEWS侍!』から。明日はゲストも来る予定なので、ぜひ見てね! 

投稿者 maikai : 18:03 | コメント (0)

2006年04月29日

ヒデキに感激!

 昨日は帝国ホテルで永源さんの引退記念パーティー。それにしても凄い人、人、人…その数800人は永源さんの40年間のプロレス人生によって築かれた人脈を物語るもの。失礼ながら、トップ・レスラーではなかった永源さんがこれだけの人のつながりを作ったというのは偉大というしかない。

 こういうパーティーでは十何年ぶりかに会う人やら、いろいろな関係者に会うことができる。あの元横綱の輪島大士さんとお会いできたのは嬉しかったなあ。そしてビックリなのは永源さんの芸能界人脈。鏡割りでは渡哲也、梅宮辰夫が登場し、クライマックスでは西城秀樹が登場。おい、おい、永源さんとヒデキは友達なのかい? そして聞きました、ナマYMCA! ヒデキに感激! いやあ、永源さん、参りました。この凄い人脈は、きっと今後のノアに活きるんでしょうね。

投稿者 maikai : 18:06 | コメント (0)

2006年04月26日

この1年に感謝!

 今日4月26日で、このホームページを始めてから丸1年になった。日本スポーツ出版社の後輩で、このサイトの管理人でもある中西廣充クンに勧められ、ちょっとした趣味として細々と始めたわけだが、それでも毎日、何人かの人が目を通してくれているのは、本当にありがたい。実際のところ、何かを発信したいと気張っているわけでもなく“よかったら見てね”というカンジなので、それこそ、よかったらこれからも見てください。

 で、最近気になっているのは欠場中の天龍さんについて。ネットなどでは心配する声や、無責任な書き込みが交錯しているようだけど、心配しなくて大丈夫です。これは自分で書くのも何だけど、龍魂伝承記者の私がそう書いているのだから大丈夫!実際に電話で話もしているが、今は大事をとっているだけ。この先、WAR興行も控えているから、天龍さんには、くれぐれも体のメンテナンスをしっかりしておいてもらわないと。天龍ファンの人たちは安心して復活を待っていてください。

投稿者 maikai : 19:20 | コメント (2)

2006年04月25日

秋山との共通の趣味は…

 今日は役員会が開かれるということでノアの事務所へ。役員会がある日は、役員以外のレスラーも結構、事務所に顔を出すから、ちょこちょこっと話をするのには好都合なのだ。

 さて最近、私が話す機会が多いレスラーと言えば秋山準。それは3月にファン参加の韓国・釜山ツアーで一緒になってから、共通の趣味があることがわかったから。私はハワイとマレーシアが大好きだが、秋山はマレーシアにハマっていて、ランカウイ島やペナン島、そして私の憧れでもあるパンコール・ラウトにも行っているのだ。

「パンコール・ラウトは良かったですよ。海だけで本当に何もない。夜が明けたら自然に目が覚めて、日が落ちると自然に眠くなる。あそこに行ったら社会復帰が困難になりますよ。帰ってきてから1週間ぐらいボーッとしてましたからね。あれこそリゾートですよ!」。

 ウーン、羨ましい。で、今、秋山と私が興味を持っているのがランカウイ島に去年出来たフォーシーズンズ・ランカウイ。普通のカテゴリーの部屋でもベランダにバスタブがあり、スイートとなると、もちろん専用のプールも付いている豪華ホテル。しかもホテル前のビーチはランカウイには珍しい正真正銘のホワイト・サンド。当然、高いんだよね。崇高なる王者なら行けるだろうけど、私の場合は…(涙)。

投稿者 maikai : 21:53 | コメント (0)

2006年04月24日

昨日のノア

 昨日のノア日本武道館は12400人(満員)。カード的に考えたら、これと言った目玉がなかっただけに大健闘の数字だったと言える。ノアの大会のクォリティーに対するファンの信頼度を証明する数字である。

 さて、試合の方は小橋VS丸藤が素晴らしかった。丸藤は身体能力的にも、頭脳の面でも天才。試合の組み立てが確かだし、雪崩式ハーフネルソン・スープレックスや投げっ放しドラゴン・スープレックスにキッチリと受け身を取っていたのは、まさに神業。近い将来、階級の差を越えて、丸藤がノアの頂点に立つのではないか。

 そしてメインでは、もうひとりの天才・秋山がキッチリとドラマを作ってくれた。チャレンジャーは苦節15年の井上雅央。マサオ・コールが起こり、秋山の攻撃にブーイングが起こるシチュエーションは、秋山にとっては“してやったり!”だったろう。

 今回の武道館はこれでよし。ただし、次回はやっぱりサプライズに期待したい。

投稿者 maikai : 17:58 | コメント (0)

2006年04月22日

やれやれ

BML.JPG
 今日は午後5時から秋葉原の石丸電気ソフト1の3階でBMLのDVD発売記念イベントの司会。資料用の写真を撮影するため、妻チエコも私のマネージャー兼カメラマンとして出動だ。まさに家内工業だね!

 さて村上&柴田のトークイベント。いやあ、緊張しました。テレビカメラの前やリング上から距離があるお客さんの前で喋るのは慣れているんだけど、すぐ目の前にお客さんがいて、しかも50人くらいという密度だと、ヘンに緊張してしまう。それに何が緊張したかといったら…用意されていたオシャレなチェアー。とにかく高くて乗るのが大変。そして回るし、ケツが小さい私(ということは村上&柴田にとっても)には座面が小さくて座るのに四苦八苦。座った途端にクルリと回って、かっこ悪いったらありゃしない。私だけ完璧に両足が宙に浮いて、妻…じゃなかったマネージャーのチエコは大笑いしていたとか。

 それでもイベント的には村上&柴田の素の部分が出ていたと思うし、プロレス的にも真摯に応えてくれたので、司会者的にはよかったと思う。途中で、後ろの席で見ていた上井さんも呼び込んで特別参加させちゃったしね。まあ、何事も修行…こういう仕事にも慣れていかなきゃ。ということで、来てくれたファンの皆さん、ありがとうございました。

投稿者 maikai : 22:44 | コメント (0)

2006年04月21日

宣伝です!

 今、仕事がメチャメチャ詰まっていて、なかなかダイアリーを更新できない。残念ながら、材料がありながらも一昨日のBML後楽園、昨日の全日本の代々木について書く余裕がないのだ。極めて個人的に嬉しかったことだけを書けば…BMLではウルティモ・ドラゴン、全日本ではミラノコレクションA.T.のファイトを久々に見られたことかな。ウルティモはSWS→WARとずっと取材していたし、ミラコレはプライベートでつながりがあっただけに思い入れがある選手なのだ。ウルティモは大事な全盛期をWCWでの怪我で棒に振ってしまったが、やはりウルティモ・ドラゴンの華を持っていたし、ミラコレはアメリカ修行でオーラを身に付けた。共に自分の強烈なキャラを貫いてほしいと思う。

 さて、ここからは宣伝を。明日、秋葉原の石丸電気ソフト1の3階で午後5時から行なわれる柴田と村上のDVD発売を記念したイベントでトークショーのMCを務めることになったので、よかったら見に来てください。それと芸文社から発売中のプロレス・ムック『プロレス復興計画』で坂口さんのロング・インタビュー、ハッスルとノアについての検証記事を書いているので、こちらもよろしく!

投稿者 maikai : 21:58 | コメント (0)

2006年04月19日

初めての料理?

 緊急事態発生!月曜日にノア博多取材から帰ってみたら、妻チエコが風邪でダウン状態。遂に私が家事をやる時がきたのだ。まさに「時は来た!」というカンジ。何しろ私は料理ができない。でも、こうなったら、やるっきゃない。ということで昨日からシェフ・デビュー。

 まずはおかゆ。これは今の炊飯器には“おかゆモード”が付いているから、米をとぎ、指定通りに水を入れてスイッチを押せば出来上がり。付け合せは缶詰のイカの煮物、ノアの釜山出張で買ってきた韓国海苔、青ネギでOKさ。

 夕飯は大一番。病人の体に優しいホワイト・クリームシチューだぜ!と言っても、使うのは“コクまろ”。まず豚のコマ肉をビニール袋に入れ、そこに塩とコショウを入れてモミモミして下味をつける。続いては野菜。ニンジンは乱切り、タマネギはくし型切り、ジャガイモはテキトーに切って終了。その他の具は…ない。肉と野菜を鍋に放り込んで炒め、続いて水を投入。15分くらい煮込んだら、いよいよ“コクまろ”のルーを入れて、さらに5分後には牛乳を入れて、またまた5分ほどジックリ煮込む。ホラ、出来上がり。おいしそうでしょ?

 今朝は冷蔵庫にあった鮭の味噌漬けを焼き、ほうれん草を炒め、おまけに目玉焼きの豪華3点セット。もちろん豆腐の味噌汁付きだぞ。

 しかし料理(と言えるシロモノではないが…)は精神的にプレッシャーがかかる。もういっぱいいっぱいです、自分。おお、そろそろビックマウス・ラウドの後楽園に行かなければ!

投稿者 maikai : 16:06 | コメント (1)

2006年04月18日

素顔の村上和成

 昨日の『NEWS侍!』のゲストはBML代表の村上和成。私が週刊ゴングでやった前田日明インタビューで、前田は村上をボロクソに言っていたが、村上は、
「いろいろありましたけど、それは仕事上や表面上のことであって、根っこの部分では尊敬する人に変わりないですよ。前田さんが、いつかBMLのリングを見て“よくやってるな!”と思ってくれればいいし、そうなるように頑張りますよ」
 と言っていた。“平成のテロリスト”と呼ばれ、リング上のプッツンぶりから、どんな人間だろうかと思う人も多いだろうが、素顔の村上は笑顔も素晴らしく、そして頭がいい。ちゃんと喋れるレスラーなのだ。
「4月19日の後楽園は全カード当日発表にしましたけど、こういう実験は今だからできるんですよ。これで他の団体との絡みが出てきたら、ビジネス的に考えると、やりたくない記者会見などもやらなければならなくなるかもしれない。でも、今だったら純粋に自分たちのやりたいことができるんです。当日、来てくれたお客さんにカード予想をしてもらうんですけど、それはファンが見たいカードだろうし、今後の参考データになると思うんですよ。まあ、チケットを買ってくださったファンの人は、試合当日までカード予想で楽しんでいただきたいですね。マッチメーカーはチケットを買ってくれるお客さんです」
「先日の柴田VS門馬は、試合結果は柴田の勝ちですけど、実際には門馬選手のひとり勝ちですね。プロレス・ファンが門馬選手を受け入れて声援を送った…それがすべてですよ」
 と、自分の思っていることを理路整然と説明する姿は、テロリストではなく、まさに団体の長。TVスタッフも、その喋りに感心していた。

 凶暴さだけでなく、素の部分も出てくるようになったら、ファンの村上に対するイメージが大きく変わると思うのだが。

投稿者 maikai : 15:54 | コメント (0)

2006年04月17日

ノア博多大会雑感

 昨日はノアの博多スターレーンへ。中年トーナメントことGHC選手権挑戦者決定トーナメント決勝戦の取材だ。何と優勝したのは井上雅央。苦節15年…常に日陰にいた男が36歳にして大舞台への切符を手にしたのだからドラマ性はタップリ。プロレス・ファンは判官びいきだから、感動のフィナーレになるかと思いきや、これが大ブーイング。あらら。

 それもそのはずで…雅央は例によってケレン味たっぷりのファイトに終始。熱い男・彰俊の「来い、雅央!」の檄に対してロープや場外にエスケープするノラリクラリの省エネ・ファイトに徹して、最後も騙し討ちのようなリングアウト勝ちを拾った。これじゃあ、ファンにしたって応援しようにも応援できない。「しっかりしろよ!」と文句のひとつも言いたくなって当然だ。でも、これこそが体も大きくなく、格闘技のバックボーンもない雅央が15年生き抜いてこれた“したたかさ”である。こんな雅央相手に王者・秋山が4・23日本武道館でどんな試合を組み立てるのか、お手並み拝見だ。

 リング外の話題をひとつ。ノアにあってヒールに徹しているSUWAが試合前に「ちょっと…」と話しかけてきた。実は、ああ見えて(?)SUWAはハワイ好き。テレビでハワイ島のマウナケア山頂の星空を見て、星空ツアーとキラウエア火山の溶岩ツアーについて知りたかったようなのだ。そこにこれまたハワイ好きの日テレのディレクター氏も加わってのハワイ談義に。ハワイ好きに悪い人はいないよ!

投稿者 maikai : 17:44 | コメント (0)

2006年04月15日

天龍ミニ情報

 天龍さんが4月7日にホームページを開設した。内容は新着情報、プロフィール、龍の言霊、スケジュール、GOODS紹介など。まだまだ準備中のコーナーもあるが、どこまで充実するか(私も人のことは言ってられないが…)楽しみ。

 アドレスはwww.tenryugenichiro.comです。以上、今日はミニ情報でご勘弁を…。

投稿者 maikai : 22:27 | コメント (1)

2006年04月14日

旧友からの電話

昨日、高校時代の友達からウン年かぶりに電話があった。同じクラスになったことはないが、写真部で共に3年間を過ごした仲だ。プロレス好きということもあって気が合い、冬休みには一緒にダイエーでアルバイトをしたこともある。通っていた高校が大学の付属高校だから、学部は違ったが、進んだ大学も一緒。ただし、私はゴングでバイトを始めてしまったために殆ど学校には行っておらず、大学時代に一緒に遊んだ記憶は皆無で、むしろ私が正式に日本スポーツ出版社に入り、彼が就職してお互いに社会人になってからの方が飲みに行ったりしていた。

 気付いてみれば10年以上、会っていなかった。でも、急に電話で話しても空白を感じないのが、昔からの友達のいいところなのだ。彼は職を変え、私も会社員ではなくなった。でも、お互いに愉快な人生を過ごし、愉快に話ができる。いつまでも愉快な話ができる自分でありたいし、彼であってほしいと思う。

 学生時代の友達には、かっこつけても仕方がないし、会っていて安心するし、自分を見つめ直すこともできるし、活力も与えられる。今週号の週刊文春で前田と佐山の対談が載っていたが、この2人も昔を思い出して仲良くしてもらいたいもの。

 ということで、近々、彼と飲みに行くことになった。記憶力のいい奴だから、高校時代のあんなことや、こんなことを覚えていて、いろいろ言われるんだろうなあ…。でも仕方がない。過去は消しゴムで消せないんだから!

投稿者 maikai : 20:36 | コメント (0)

2006年04月13日

動き出した天龍に注目!

 プロレス界の重鎮・天龍源一郎がいよいよ動き出した。キングスロード4・9後楽園で、
「こんなクソ面白くもないプロレスじゃ駄目だからね、俺はWAR興行をやるよ!」
と発言。ハッスル4・22後楽園では坂田亘、崔領二と組んで小川&大谷&横井のハッスル軍と激突、翌23日には大田区のドラゴンゲート興行でドラゴン・キッドとW龍コンビを結成してマグナム&望月と闘う。そしてドラゴンゲートの4・29佐賀大会ではマグナムとの龍魂十番勝負第6戦だ。

 こうした天龍の動きを見ていると、現状のプロレスに対する鬱憤を感じる。今やプロレスの価値観はメチャクチャ。そんな中でずっとプロレスの本道を歩んできた天龍が「これでも食らえ!」と、あらゆるところで暴れてやろうとしている気がしてならない。

 プロレスとは何か…と、したり顔で語る前に己の体を使って大暴れする。それが天龍流。これからのミスター・プロレスの破天荒な行動は要注意だ。

投稿者 maikai : 20:01 | コメント (1)

2006年04月11日

ボリビアより叔父来たる

 昨日、『NEWS侍!』の収録が終わって家に帰ると、珍しいお客さんが来ていた。去年の春から1年、南米のボリビアで生活していた叔父だ。叔父と言っても私の叔父ではなく、妻チエコの父親の弟。これまで何度か電話で話もしたし、ボリビアからメールを頂いたこともあったが、今回が初対面だった。

 以前、仕事で行った時に気に入って、60過ぎて年金が出るようになり、物価が安いし楽しいからと突然、ボリビアに行ってしまったというスゴイ人。今回は一時帰国で、向こうに移住するつもりだと言う。

「結構、日本人がいるし、日本で働いていたボリビア人が多いから、日本語で生活できるんだよ。スペイン語? 必要ないよ。ワッハッハ!」
 と、レスラーに負けない強烈なキャラの持ち主。そして何でもポジティブ志向。ウーン、私のオヤジに似ている…。

 陽気に喋り、豪快に笑い、そして去っていった叔父。今度、会えるのはいつのことか。一度、ボリビアに行ってみたくなったなあ。

 

投稿者 maikai : 18:06 | コメント (1)

2006年04月10日

私と上井氏の関係

 週刊ゴング先週号の前田インタビューによって、私とBMLの上井文彦総合プロデューサーの関係がどうなるのかと心配してくれる人も多いので、私の取材のスタンスを記しておこう。

 それまで一緒にやってきた人間が敵同士になってしまうのは、プロレス業界では日常茶飯事。これでオタオタしていたら、とても取材の仕事はできない。これまでもジャパン・プロレス勢の全日本離脱、全日本のSWS騒動、SWSの分裂騒動、T後藤らのFMW離脱、冬木軍のWAR離脱、全日本の分裂騒動…と、いろいろな事件に直面してきた。

 そうした事態の中、当事者たちが一番敏感になるのは「こいつはどっちの味方なんだ!?」ということ。私の場合は常に両方をきちんと取材する。両方と誠意を持って接するというのが私の変わらない姿勢だ。だから私はレスラーを友達だと思ったことがない。友達と思ってしまったら、取材や記事にためらいが出てしまうからである。どうしても、どちらかには面白くない記事となり、それで関係がギクシャクすることはある。でも、それは一時で、時間が経てば元の関係に戻れてきた。それは、それまでに築いてきた信頼関係の問題だと思う。そういえば、天龍さんが昔、
「相撲取りはね、一番親しかった記者に“引退か”って書かれた時に引退を考えるんだよ。“あいつに書かれたら仕方がない”ってね」
 と言っていたが、そんな記者になりたいと思う。

 で、上井さんと私の関係だが、上井さんは私のスタンスを理解してくれている。確かに前田インタビューは面白くなかっただろうが、変わらず取材に応じてくれている。だから私はこれからもBML、前田の両方の取材を変わらずにやっていく。

投稿者 maikai : 18:45 | コメント (0)

2006年04月09日

真の継承者の心遣い

今日は後楽園ホールで昼=キングスロード(以下、KR)、夜=全日本のダブルヘッダーだったが、昼のKRの追い込みを週刊ゴングから任されたために全日本には行けず。今日は小島VS鈴木、武藤VS吉江の公式戦が組まれていただけに、全日本も見ておきたかった!

 さてKRでの注目点は三沢以下、ノア勢の参加。巡業先の岡山から朝一番の飛行機で帰京して、試合後にはすぐに岡山にUターン、明日の試合地・神戸まで移動するという強行軍だ。にもかかわらず、快く協力するノア。このKRは“分裂騒動後の全日本”の色が濃いだけに三沢らの参戦は信じ難い。経緯を聞いてみると、
「駄目だよ、それ聞いちゃ。答えづれぇもん!」
と笑った三沢。どうやら、平成以前の全日本に籍を置き、ノアの旗揚げ時にはディファ有明にいたKRの高橋秀樹氏の願いを聞き入れたのが真相のようだ。

 ノア勢の試合は、まず菊地毅VSモリ・ベルナルド。果たしてノアはモリが日本人だと知っていたのかな? アントーニオ本多も登場し、リング上はDDTのイタリアン・フォーホースメンの世界。イタリアン・パウダーまで飛び出した。菊池はその世界に違和感なく溶け込んだのだから大したもの。花道の奥で潮﨑がププッと吹き出していたのが可笑しかった。続く志賀賢太郎は相島勇人の得意技をすべて受け止めての勝利だ。

 普通だったら、相手に何もさせずに一方的に勝って、ノアの強さを誇示してもいいはずだが、それをしないで相手の持ち味をちゃんと出させるのがノアの懐の深さ。そしてセミに登場した三沢は丸藤と組んで越中&マルビンといつも通りのノアの試合を提供した。大歓声になったのは言うまでもない。

「辛い時だろうけど、地道に真面目に」
とKRにメッセージを贈った三沢。この2つの言葉を聞いた時、三沢が馬場さんにダブッて見えた。6年前に全日本の看板は自ら外したが、やはり三沢こそが真の王道の継承者である。

投稿者 maikai : 22:34 | コメント (0)

2006年04月07日

春の祭典開幕

今日から春の祭典『チャンピオン・カーニバル』が開幕した。やっぱりこういう大会は選手に緊張感があっていい。今日は吉江VSブキャナン、鈴木VS嵐、小島VS中嶋、ケアVS諏訪魔の4試合の公式戦が行なわれた。吉江の入れ込みよう、嵐の本気、小島の三冠王者としての貫禄、ケアと諏訪魔のRODとVMの軍団抗争というテイストを入れつつも、基本的にはラフではなく技で勝負しようという姿勢が伝わってきた。

 だが特筆すべきは鈴木みのると中嶋勝彦の2人。常に緊張感と集中力を持って、どこの団体に出場しても自分の色をきっちりと出し、さらに底意地が悪いようでいて相手を光らせる鈴木のファイト、中嶋勝彦の、どんな大物と相対してもまっすぐに向かっていく透明感溢れるファイトは観る者の心をガッチリと掴む。それは才能、天性のものと言ってもいい。

 これは鈴木と中嶋の公式戦が楽しみになってきた!
 

 

投稿者 maikai : 22:08 | コメント (0)

2006年04月06日

映画『力道山』

 昨日、ようやく映画『力道山』を見に行くことができた。戦後の日本に勇気を与えた国民的ヒーローが、実は朝鮮半島出身だったというのは、今や広く知られている話だが、この映画が韓国映画であるということが大きなポイント。日本人の視点とは違う力道山像が描かれていたのだ。

 主演のソル・ギョングのエネルギッシュな演技は力道山にふさわしい。役作りのために5ヵ月で20キロも体重を増やし、セリフも日本語。かなり上手な日本語だったが、そのぎこちなさが、よりリアルな感じがしたし、力道山の猛々しさは日本人の俳優には醸し出せないものだと感じた。力道山が亡くなった時、私はまだ2歳だったから、のちのテレビ映像、様々な書物でしか力道山を知らないが「きっと、こういう猛々しさ、狂気、計算高さ、心の闇を持ち合わせていたんだろうなあ」と納得させられた。史実的には忠実なものではないが、力道山という人物の心を追った映画としては秀逸だと思う。

 プロレス的にはハロルド坂田役の武藤敬司、東浪(東富士のモデル)役の橋本真也、井村昌彦(木村政彦のモデル)役の船木誠勝のファイトぶりも見もの。いくらソル・ギョングが体を作っても、武藤のデカさが際立つ。ファイトシーンでも、さすがレスリング・マスターという存在感だ。橋本が動いている場面はそれだけで胸に迫るものがある。ちょっとお人よしな東浪と橋本本人の性格がダブッて見えた。船木は現実のプロレス界では復帰戦が流れてしまったが、スクリーンの上ではボディスラムやラリアットにきっちりと受け身を取って、純プロレスを披露。こういうシーンを見ると、やはり船木の現実での試合が見たくなってくる。

 とにかく、お薦めの映画です。

投稿者 maikai : 12:34 | コメント (0)

2006年04月05日

前田インタビュー後記

 今週号の週刊ゴングを読んで頂いただろうか。カラー巻頭の前田インタビューは私が行なった。前田にインタビューするのは週刊ゴング編集長時代の98年7月12日以来、実に7年8ヵ月ぶりのことだったが、47歳になった今も前田は変わっていなかった。

 何も計算せずに思っていることをズバズバ言うのが前田の姿勢。よくブチ切れるとか言われて、今の若い記者などは姿を見ただけでビビッてしまうが、私自身は前田の取材で嫌な思いをした記憶がない。ズバズバ喋ってくれる分だけ、こちらも物が言いやすいし、昔から知っているだけに、余計、気を許して喋ってくれるのだろう。その中で熱くなることもあるが、熱くなるのは正直に喋っている証拠。雑談も含めたら3時間ぐらい喋りまくってくれた。

 ただし、前田の取材をする場合は覚悟もいる。素直に喋る分だけ“ノーカット&無修正”が条件になってくるのだ。危ない発言をしても、それを全部受け入れなければならない。今回の取材でも、普段だったら載せないような言葉、表現があったが、敢えて掲載した。それが私と前田の約束であり、これまで築いてきた信頼関係だからだ。もちろん、私は彼の発言すべてを肯定しているわけではないが、彼独特の辛辣な言葉の中からその真意を読み取ってほしいと思う。

投稿者 maikai : 12:11 | コメント (1)

2006年04月04日

キニョネス、安らかに!

 4月1日(現地時間)プエルトリコのサンファンでビクター・キニョネスが死んだというニュースが入ってきた。まだ46歳…おいおい、それはないだろうというのが私の気持ちだ。

 悪徳マネジャーとしてFMWに来日以後、W★INGのブッカーやIWAジャパンの代表を務めていたキニョネス…髭とサングラスでコワモテ顔を作っていたけど、本当はベビーフェイスだったよね。そして金にうるさいことを言うわりには、日本人的な義理人情の持ち主で結構、損をしてたよねぇ。新宿2丁目の屋台で飲んだ時、アンタは「俺の気持ちが日本のファンに伝わらない」と泣いていた。そして「アンタはプロレス版のラフカディオ・ハーンだね」と言うと喜んでいたっけ。12年も前の2月、カリフォルニア州サクラメントで天龍さん、佐藤昭雄さんと朝まで飲んだ時には「テンリュウサン、クレイジーネ!」と、酔っ払っている姿がおかしかったよ。

 お互いに怪しい日本語と英語で、結局のところはどこまで意思の疎通ができていたのかわからないけど、アンタが日本のプロレス、日本のレスラー、日本のファンが大好きだっていうことはよくわかっていた。天国に行ったら、また昔のようにミスター・ババのドライバーをやってあげてね。サンボ浅子もきっと再会を喜んでくれると思うよ。父親のように慕っていたゴリラ・モンスーンもいるはずだよ。ビクター・キニョネス、安らかに…。

投稿者 maikai : 20:05 | コメント (0)

2006年04月03日

中年トーナメント

 昨日、後楽園ホールでノアの新シリーズが開幕した。今シリーズの主軸は、俗に“中年トーナメント”と呼ばれるGHCヘビー級王座挑戦者決定トーナメントだ。

 昨日の後楽園の公式戦は雅央VS谷口、佐野VS泉田の2試合。それぞれ頑張っていたと思う。だが、シリーズの主役となると…やはり辛い。このトーナメントは、これまで埋もれていたレスラーの真価を問う大会。チャンスがなく不遇の時を過ごしていたのか、あるいはそれも当然だったのかが、否応なしに白日の下に晒されてしまうという、参加選手にとってはチャンスでもあり、ある意味では残酷な企画でもある。

 できれば、全員が輝いてほしい。だって、私だって世間では中年と呼ばれる年齢だからね!頑張れ中年世代!!

投稿者 maikai : 15:22 | コメント (0)