« ファン感謝デー | メイン | プロレスにも欲しいWBCの熱気 »

2006年03月22日

BML後楽園大会

 今日はビッグマウス・ラウドの今年初の後楽園ホール大会。2・26徳島での前田&船木の決別宣言、棚橋VS柴田ボイコット、そして大会前日にはアラン・カラエフがビザの発給遅延による来日中止で村上&健介VS天龍&カラエフが流れて天龍が欠場になるなど、土壇場までゴタゴタ続きだった。

 果たして、この状況をファンはどう見るのか? 準備期間が少なかったこともあって観客動員は1472人と満員にはならなかったが、会場の雰囲気は悪くなかった。少なくとも前田後遺症は感じられず、変な野次が飛ぶこともなかった。

 特に休憩明け後の盛り上がりぶりは想像以上。欠場となった天龍が挨拶のためにリングに上がって「次回、格闘技色が強いと言われるこのリングで、ペットボトルとイスを使ってコテコテのプロレスをやります」と宣言して拍手を浴び、サインボール投げのサービス。ここでワーッと沸いたところで鈴木みのるVS藤原喜明に突入。14年ぶりの一騎打ちは、鈴木が“世界一性格の悪い男”を貫きながらも、かつての藤原組スタイルとなり、藤原に初勝利した鈴木は、試合後に正座して一礼。清々しい幕切れとなった。

 カラエフ来日中止で実現した村上VS健介は、健介が4分足らずで勝ったが、村上の要求を聞き入れて再試合に。これも健介が34秒で制した。久々の“怖い健介”を目の当たりにした上井プロデューサーは「健介さんのラリアットは僕の心に刺さりました。もっと頑張れよと激励されたような気がします」と感激。

 そしてメインは柴田が門馬相手にきっちりと締めてくれた。キック、関節の取り合い、そしてロープワークや飛び技も含めたノンストップの攻防は、まさに新しいスタイル。激闘を制した柴田の「魔法が解けて、今日からが始まりです」の言葉が印象的だった。

 ハッキリ言って、今のBMLにかくたるスタイルはない。だが、様々なタイプのプロレスを提供し、プロレスのイベントという見方をすれば成功だったと思う。何より、お客さんが沸いていたのが一番だ。上井氏が当初から参加を望んでいた天龍、健介、鈴木の心意気、柴田の必死さは確実にお客さんに届いていたと思う。

投稿者 maikai : 2006年03月22日 22:15

コメント

コメントしてください




保存しますか?