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2006年01月31日

昨日&今日…

 昨日は3週間ぶりに『NEWS侍!』に出演。番組終了後の打ち合わせが長引いて、帰宅したら日付が変わってしまい、遂にダイアリー1ヵ月完走はならず。

 それはいいとして、昨日は昨日で書きたいことがあった。それは戦友のフリー・カメラマン、渡辺健策氏の通夜。私は今、反省している。健策が亡くなった日、それをダイアリーに書いたが、名前を出していいものが躊躇して、結局は名前を出さなかった。そのため、2ちゃんねるで誰かということが話題になってしまった。改めて考えれば、健策はフリーとして、自分の名前と、技量と、人脈によって生きていた男。だから名前を出すべきだったと思う。健策の通夜は、彼の人脈を物語るものだった。受け付けに立っていたのはキングスロードの高橋秀樹氏とM’SのAKINO。大向、栗原あゆみも手伝っていた。そして各団体からのレスラー、関係者の参列に花の数々…。

 私はお葬式というのは、故人を悼むというよりも、残された人間の心を納得させるものだと思っている。その意味からしたら、何も力になってあげることができなかっただけに、健策の素晴らしい顔に救われた思いがした。それはもし自分の最期の時がきたとしたら、こうありたいという顔だった。変な話、私は自分の心に納得することができた。だから今日の告別式には行かなかった。ありがとう、健策。

 そして今日は馬場さんの丸7年目の命日。自宅で行なわれた法要には、今は敵対関係になってしまった全日本とキングスロードの関係者、レスラーが集まり、夕方からキャピトル東急ホテル行なわれた親しい人間だけによる宴には天龍さん夫妻、馳センセイも出席して、馬場さんの名の下で、みんながこだわりなく喋っていた。これも馬場さんの人徳によるものだと、つくづく思う。

 自宅での法要では、私は妻チエコが作ったレイを持っていった。元子さんは、それを馬場さんのフィギュアにかけてくれた。今、私は馬場さんに何もできることはない。せめて、元子さんに喜んでもらうことが供養だと思っている。

投稿者 maikai : 22:59 | コメント (0)

2006年01月29日

明後日は馬場さんの命日

 もうゴングで予告が載っているので書いてもいいと思うが、先週は馬場さんの企画物を作るために結構、忙しく…それでいて楽しかった。私が馬場さんと接したのはゴングが週刊化された84年5月からSWSのゴタゴタで全日本担当を辞めるまでの90年6月、週刊ゴングの編集長に就任した94年8月から馬場さんが入院するまでの98年12月だから…合計で10年5ヵ月。考えてみたら、わずかな時間だったが、私のプロレス・マスコミ人生に多くの影響を与えてくれた。元々は新日本プロレス・ファンだった私は、いつしか馬場チルドレンになっていた。本当の意味でプロレスを教えてくれたのは馬場さんである。

 94年8月、週刊ゴングの編集長になった時、再び全日本と向き合わなければいけないと思って約4年ぶりに馬場さんとお会いした。その時、馬場さんが私に言ったのはひとことだけ。
「まあ、いろいろあったけど、昔みたいに仲良くやろうや。お前がいた時と全日本は変わったぞう。今度の後楽園に来い」。
 久々に全日本の後楽園に行ったら、記者席に“小佐野景浩様”という紙が貼ってあった。そして以後、昔と同じようにお付き合いしてくれた。結婚した時には「かあちゃんと別れたら返すんだぞ!」と笑いながらご祝儀をくれた。99年1月、私は編集長から増刊号を作る総合編集企画室長に人事異動になったが、最初に作った増刊号は馬場さんの追悼号だった。元子さんは、
「馬場さんは、トド(馬場夫妻は私をこう呼んでいた)に仕事をあげちゃったのねぇ。SWSの時は家出しちゃった不良息子なのに…」
と言っていた。

 何か、人生の節目節目に馬場さんがいてくれたような気がする。そして、私の心の中には今も馬場さんがいる。明後日1月31日…馬場さんが亡くなって丸7年になる。
 
 馬場さん、ボクはいろいろあって会社を辞めましたが、今もこうしてプロレス界で生きています。馬場さんが言う通りプロレスは「楽しいもの」で「面白いもの」だと思います。それを伝えていくのがボクの仕事だと思っています。これからも頑張ります。

 

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2006年01月28日

新日本の06年スタートにあたって

 今日、1・28後楽園で新日本は本当の意味で06年を迎えた。1・4までは昨年の続き…契約更改を終えた(まだ終えていない選手もいるが…)今日からが真のスタートなのだ。

 当然、去る者もいる。だが、まさか逝く者までいたとは思わなかった。今日の午前3時、ネコさん…ブラック・キャットが急性心不全で亡くなったのである。昨日、戦友の死を書いたが、本当に人の運命はわからないものだ。

 大会云々を語る前にネコさんの急死、安沢の引退、吉江の新日本ラスト、その一方では平澤の元気いっぱいのデビュー…と、さまざまな人生を見た思いがした。

 もうひとり、ケロちゃんこと田中秀和氏が退社することも決定した。契約更改が落ち着いた1月24日に辞表を提出したという。
「自分の心の中にある一番大切なものを守れなくなったので決断しました。2・19両国までリングアナを務め、2月25日に退社します。今後ですか? フリーとして…オファーがあればリングアナも続けたいですね」
 とケロちゃん。ケロちゃんは、私がゴングでバイトを始めた1980年の夏からリングアナの見習いで大学に在籍しながら新日本のリングに上がるようになった。いわば同期だけに、何とも言えない。私もそうだが、この40半ばになって、青春を懸けてきた会社を辞めるというのは凄い決断なのだ。いずれ、ゆっくりと話をしてみたい。

 さて、試合の方だが、印象に残ったのはアパッチ軍。昔だったら大ブーイングだっただろうが、観客はブリブラ・ダンスに手拍子。新日本はリング上の風景も、客席も…かつてのものとは違っている。

 

投稿者 maikai : 23:11 | コメント (0)

2006年01月27日

戦友の死

 今日の早朝、フリーカメラマンとして、私の在籍時代からゴングで写真を撮ってくれていた“戦友”が亡くなった。私よりも6歳下…まだ30代の若さだった。

 特別に親しいというわけではなかったが、一昨年の暮れの私の送別会で、最後の3次会まで付き合ってくれ、フリーとして生きていくイロハを教えてくれた男だった。昨年、私がフリーとしてゴングで本格的に仕事を始めたあたりから闘病生活へ。そして…。

 人の寿命は決まっているのだろうか。様々な事情によって、中には死にたいという人もいるかもしれない。でも、命ある限り、精一杯それをまっとうするのが務めだと私は思う。人の運命なんてわからないから、だからこそ日々を大切に生きていきたいと思う。

 こんなメチャクチャな仕事を何年も一緒にやってきた仲間だから、まさしく戦友。亡き戦友が安らかに眠れることを今は祈るばかりだ。

投稿者 maikai : 23:13 | コメント (0)

2006年01月26日

あのカハラが…

 今日はプロレス・ネタではありません。私のもうひとつのジャンル(?)ハワイです。昨年10月に滞在した高級住宅地カハラにあるAランク・ホテルのカハラ・マンダリン・オリエンタルがマンダリン・オリエンタル・グループを離れて、3月1日からザ・カハラになるという。これはハワイ好きにはニュースですぞ!

 その昔はヒルトン・グループでアメリカンな雰囲気だったというが、マンダリンになってからはアジアン・テイストになった。今度は単独経営でハワイアン・テイストになる模様。ウーン、気になる。泊まってみたい。でも、高いからなあ。ザ・カハラになっても格安のインターネット料金が設定されることを祈りたい。

 さて、最近のハワイはハナウマ湾、アラモアナビーチ、ワイキキビーチにクラゲが発生中とか。旅行される方は気をつけてください。今日は、このあたりで…。

投稿者 maikai : 22:41 | コメント (0)

2006年01月25日

風雲急!新日本の契約更改

 新日本の選手の契約更改をめぐる動きが活発になってきた。今日、吉江に続いて西村、成瀬が退団を表明、柳澤もフリーとしての自分のポジションを守ってサインしなかった。注目の天山は、サインはしなかったものの、残留を明言している。

 こうした状況を見ると…やはり昔と違って、団体は選手にとってファイトする場であり、骨を埋める場所ではないということ。もちろん、この方が健全だと思うが、もはや新日本イズムというような“幻想”はなくなったということである。レスラーは自分をよりよく活かしてくれる、よりよい条件の場を選ぶ。団体もメリットのない選手は容赦なく切る。アメリカ・マットと同じような感じになってきた。

 ファンも、これからのプロレスを“団体愛”で見ない方が正解なのかもしれない。選手の個々の生き方を応援する、あるいは、その時々に自分にとって面白いカードを提供してくれる団体を見に行く。そういう時代に突入したのかも。かつての猪木イズムVS馬場イズムという二極対立の時代の中で、ファンがそれぞれ思い入れのある方を熱く応援するというプロレスを見てきた世代にとっては、ちょっと寂しい気もするが…。

投稿者 maikai : 22:27 | コメント (0)

2006年01月24日

地味な1日

今日は昼から今まで(夜10時)、事務所(=仕事部屋だけど…)にこもって調べものというジミーな1日。あとは、ある地方のタウン誌から原稿の依頼があったぐらいで、書くことがないなあ。

 ホリエモン逮捕については…偉そうに書くような知識もないので、やめておきます。

 そうそう、個人ネタとしては、このところノンビリしていないので、2月中旬、マレーシアのランカウイ島に行くことになっている。HISの初夢フェアの超おトクなツアー(1月8日午前10時から先着200名限定)だ。妻チエコの旅行運は凄く、去年もサイパン・ツアーをゲットした実績があるだけに、今年も10時に1発で電話をつなげる快挙をやってのけた。そう、午前10時の時点で電話がつながらなければ、まずアウトなのだ。

 ランカウイはハワイに次ぐ癒しの島。旅行の日を目標に頑張るか!

投稿者 maikai : 21:52 | コメント (0)

2006年01月23日

武藤社長就任3周年パーティー

 今日は東京・九段のホテルグランドパレスで武藤敬司の全日本プロレス社長就任3周年パーティーが行なわれた。昨年秋からフロント陣が相次いで退社するなどのゴタゴタがあったり、反・武藤勢力とも言うべきキングスロードが旗揚げしたりしているだけに、ここで武藤・全日本の新体制をアピールすると同時に、その底力を証明する必要があったのだと思う。

 実際にパーティーは豪華だったし、武藤新体制の人脈を物語るように本当に多くの人が出席した。石の上にも3年である。思えば…この3年、全日本は多くの血を流したと言ってもいい。去っていったレスラー、フロント関係者は少なくない。もちろん、全日本という大きな看板を背負った武藤、そして今も頑張っているレスラー、フロント関係者も血を流している。甘い考えかもしれないが、そうしたみんなが自分の信じた道を進み、みんなが報われることを願う。そこには敵対関係が生まれたかもしれないが、みんなプロレスが好きな同業者なのだから…。

投稿者 maikai : 22:38 | コメント (0)

2006年01月22日

盛況!ノア武道館

 ノアの2006年初のビッグマッチとなった日本武道館は16800人の超満員。相変わらずの勢いを見せてくれた。マッチメイクも巧く練られたもの。売りになったカードは…まず、ノアでは初対決となる三沢VS健介の6人タッグ。もう、新鮮さだけでOKという感じだ。

 そして小橋&泉田VS曙&力皇。これは理屈抜きに面白いプロレス。いつもは相手を肉体で圧倒する小橋の前に塗り壁のような曙が立っただけで「オーッ!」と唸りたくなるもの。小橋が目一杯のチョップを打ち込めば、曙は突き倒しで小橋を吹っ飛ばす。まるで怪獣映画のような迫力と楽しさがそこにあった。曙と力皇の大相撲・昭和63年コンビは本当に楽しそうだったし、東関部屋の先輩・泉田も曙にモンゴリアン・チョップ、ヘッドバットで意地を見せた。最初は小橋コール一色だったのに、試合後は曙にも大声援。

「今日はまず、相撲時代とは逆にプロレスでは先輩の力皇さんに迷惑かけないようにと思っていました。そして小橋さん、泉田さんに正面からぶつかっていく…小橋さんのチョップから逃げないようにと。マシンガン・チョップは本物のマシンガンより痛いんじゃないですか(苦笑)? 同期の力皇さんと組めて、プロレス界のトップの小橋さん、新弟子時代に鍛えてくれた泉田さんと試合ができて、こんな幸せなことはないですよ。一生懸命やればお客さんに伝わる…その姿勢でやっていきたいです」。
 こんなコメントを出す曙は、やっぱりプロレス向きだ。

 セミのKENTAと丸藤の一騎打ちはジュニアの究極系。曙の話を聞いていたので20分過ぎからしか見ていないが、エプロンからの不知火、タイガー・スープレックスを1回転して立つなどの攻防は、まさにギリギリ。2人の卓越したセンスと運動能力、そしてこの年齢でしかできない戦いだったと思う。ハッキリ言って、このレベルは他のレスラーにはついていけないものだろう。

 その後のメインの田上VS秋山は両者にかなりのプレッシャーがかかったはず。試合後、秋山は、
「いつも偉そうなこと言ってるけど、凄いプレッシャーだった。ジュニアが体削ってやっているのに、ヘビーの人間はもっとやらないと。年齢的に体はついていかなくなっても、気持ちだけでも負けないでやっていきたい。リキ、森嶋、ヨネ…ちゃんとやってくれ!」
 とコメントしていたが、これは本音だったろう。

 売りの4試合がすべてタイプが違い、しかもそれぞれの試合に臨む選手が他の試合に負けまいと頑張る。これならファンが支持して当然だ。ノアの底力と精神が垣間見れた武道館だった。

投稿者 maikai : 21:14 | コメント (0)

2006年01月21日

ピンチ脱出!

  いやあ、参った!昨夜、突如として襲ってきた悪寒。これは風邪の前兆だと思って、熱めの風呂に入って寝ようと思ったら…風呂に入っても寒いこと、寒いこと。熱を計ったら38.4度だもんね。熱を出すなんて3年ぶりぐらいじゃないか。

 明日22日はノア日本武道館の追い込み作業があるし、その前にも1本仕事が入っている。こうなったら、ひたすら寝て熱を下げるしかない。ということで、今日は1日中、爆睡。これが本当によく眠れる。そして今、ようやく平熱に! よし、これなら明日のスケジュールをこなせそうだ。

 ということで、明日のダイアリーはノア日本武道館について即日アップできるように頑張ります。ところで昨日のダイアリーにコメントをくれた運勢552位のシンさん、くれぐれも体には気をつけてね!私より26位も下なんだから(似たりよったりか…)。
 

投稿者 maikai : 20:44 | コメント (1)

2006年01月20日

運勢

 正月になるといつもやっている『最強運芸能人決定戦。』というテレビ番組。干支、星座、血液型の3つを組み合わせて、ランキングを出すやつだ。その組み合わせは576通りだというから、凄い。で、今年の元旦。テレビをつけていたら、ちょうどこれをやっていた。すでに番組の途中で、妻チエコは576位中、何と28位の強運に大喜び! で、私はというと、すでに発表されたあとだったのか、当てはまるものが出てこなかった。

 後日、フジテレビのホームページで調べてみた。丑年&乙女座&A型はというと…ガーン!俺は576位中526位かよ!?同じ組み合わせに俳優の中井貴一がいるって?そんなの慰めにならん。さらに調べてみると…干支=金運12位(最下位!)、星座=恋愛運4位(結婚してるから、こんなのはどうでもいい!)、血液型=健康運4位(これも最下位!)だとさ。最悪じゃん!

 でも、初詣で引いた御神籤は大吉だったから、まっ、いいか。とりあえず気を引き締めてかからなければいけない1年だということはわかりました。イヤなことがあってもクヨクヨせずに、まあ適度に頑張ろー。

投稿者 maikai : 17:29 | コメント (1)

2006年01月19日

びんびん物語

今日は2月の企画物の下準備のため、週刊ゴング編集部へ。それにしても、改めてゴング=日本スポーツ出版社は私が退社してから1年4ヵ月で随分変わった。まず経営陣が変わったことで、会社のシステムが大きく変わったし、本社も移転した。今の本社はビジネス街・茅場町のセキュリティの厳しいビル。私が26年前に初めて行った本社は料亭を改造した和風の一軒家みたいなものだった。

 週刊ゴングのスタッフも片山、高橋、辻、藤ノ木の4人は私が退社してから来た若者たち。高橋の父親が清水企画部長と同い年というから笑ってしまう。時代は刻々と変わっているのだ。だが、会社を離れてしまっても、ゴング・イズムを伝承するのは私の役目のひとつだと勝手に思っている。だからモバイル・ゴングで『GONGびんびん物語』という連載コラムを始めた。

 熱血プロレス・ティーチャーだからって、かつての人気テレビ番組『教師びんびん物語』に引っ掛けた安易なネーミング(IT事業部・神谷クン命名)なのには目をつぶって…ゴング編集部在籍中のエピソードを毎週土曜日更新で綴っている。ぜひ、チェックしてみてください!

投稿者 maikai : 20:45 | コメント (0)

2006年01月18日

新日本の契約更改について

 昨日のダイアリーでも書いたとおり、今日も仕事部屋(=Office MAIKAIの事務所)改造に専念。だが、大問題発生! 何とかゴングをスチール製のラックに収納したのはいいが、あまりの重さにキャスターが変形し、まるでピサの斜塔のようになってしまったのだ!! これじゃあ、地震が来たら一貫の終わり…全部本を出して、キャスターを三角プレートにチェンジ。これが一番、重みに耐えられるらしい。ホント、いつになったら部屋の改造は完了するのやら…。

 と、私生活のことばかり書いていても、読む方は面白くないだろうということで、未だに続いている新日本の契約更改について書いてみたい。今、入っている情報では契約更改したのは31人中、たったの5人だとか。昔のように、メモの切れ端に「お前の今年のギャラはこれだから!」と書かれて終わりというよりも、ちゃんと話し合いの場を持てるというのはいいことだと思うが、それにしてもこの難航ぶりは異常だ。

 プロレスの場合、野球のように成績で査定できるわけではないから難しい。勝てばいいってものではなく、お客を呼べるレスラーこそ価値があるのだ。また、脇役の重要性もある。レスラー側にしてみれば、自分が置かれたポジションの中でベストを尽くしているという自負もあるだろう。そんな中でギャラを大幅にダウンされたら「だったら、他の使い方をしてみろよ!俺はできるんだから!」と思ってしまうだろう。

 ギャラ=評価はプロだから当然。これはフリーで働いている私などにも当てはまる。仕事をする社によってギャラは違ってくるが、自分の中で最低限のラインはある。これを下回るものは、自分の価値を守るために受けることはできない。

 さて、新日本。これ以上、紛糾するようなら、やはり契約更改の席に現場責任者の長州力も着くべきだろう。そこで選手個人個人に今年の使い方とノルマを明確にするのが一番いいと思うのだが…。
 

投稿者 maikai : 17:47 | コメント (0)

2006年01月17日

徒然なるままに…

 今日は仕事部屋の改造に専念。それにしても、改めて本の山に辟易。ゴング創刊号の43年(1968年)5月号~週刊ゴング1109号まで38年間の本を収納するのは半端じゃない。だって6歳~44歳までだもんね! こりゃあ何日かかるかわからないが、やり始めた以上、最後までやり遂げるしかない。これに加えて増刊号、単行本、パンフレット、洋書…果たして部屋の中に全部入るのか!?危ぶむなかれ、やればわかるさ、ありがとー!

 と、四苦八苦していた夕方、久々にグラン浜田さんから電話。浜田さんはファンクラブをやっていた高校時代からのお付き合いだ。新日本の事務所が、まだ青山にあった頃からだから25年以上になる。青山の事務所の1階にあったMIOという喫茶店で、当時流行っていたインベーダー・ゲーム(古い!)をやったこともある。その浜田さんが2月19日、東京・新宿フェイズにて女子プロのプロデュース興行をやるとのこと。現在、決定しているカードは浜田文子VS前川久美子、アジャ・コング&渡辺智子VSダイナマイト・関西&豊田真奈美、チェリーVSGAMIの3試合で、あと2~3試合予定しているとか。試合開始時間は午後6時30分。ぜひ行ってみてください。

 さあ、明日も部屋の改造に専念だ!

投稿者 maikai : 23:19 | コメント (0)

2006年01月16日

基本

今日は昨年12月12日以来の英会話教室。やっぱり1ヵ月以上も間が空くと調子が出ない。ブランクというのは大きいものだと感じた。

 これは仕事も同じ。今、私は若い記者と同じように会場で試合のメモを取り、選手のコメントを聞いてグラビア・ページを作ったりもしている。いいトシこいて…という気がしないでもないが、現場取材はこの業界の仕事の基本。考えてみれば、日本スポーツ出版社に在籍していた後期5年ぐらいは会社内のデスクワークが多くなり、現場に出て取材することはほとんどなかった。そうなると人間関係が広がらないし、話をしたことがない若いレスラーが増えてくる。だから、フリーになってからの1年で、どれだけ多くの新しい出会いがあったことか。

 テレビで喋る仕事も楽しいし、とりあえずはキャリアにふんぞり返って評論家を気取ることもできるが、ちゃんと現場を取材しなければ、喋ることも評論も、やがて薄っぺらなものになってしまうだろう。実際問題として、年齢的にいつまでバリバリと現場取材できるかはわからないが、取材して書くという基本はいつまでも忘れずに肝に銘じていたい。

投稿者 maikai : 19:07 | コメント (0)

2006年01月15日

王道とは…

 今日、後楽園ホールで“王道追究!”を掲げるキングスロードが旗揚げした。会場に行くと、今の武藤体制になる以前の全日本の雰囲気。リングのキャンバスは82年6月から全日本が長年使っていた青と赤が対角線で区切られたものだし、馬場・全日本、元子・全日本時代の関係者が多く顔を出していた。

 レスラーにしても馬場・全日本時代の越中、T後藤、大森、池田、元子・全日本時代の浪花(馬場・全日本時代にも上がっていた)、相島、石川、反・武藤のカシン、宮本とはターメリック時代の同志・橋本が参加し、宮本の全日本時代の後輩・石狩、河野も顔を出した。レフェリーの姉崎に会ったのは、03年7月27日の金沢大会以来。その日の試合後、解説席にいた私にいきなり握手を求めてきた姉崎は、翌日には全日本から姿を消していたのである。

 だが、このキングスロードが反・武藤のものだったり、昔を懐かしむだけのものであったら意味がない。“王道”を掲げた責任は重いのである。下手をすれば、かつての全日本、馬場さんに泥を塗ることになるし、もはや方向転換は許されない。ハッキリ言って“王道”とは軽々しく口に出来る言葉ではないのだ。

 それを身をもって知らしめたのが天龍だった。もし天龍がその気だったら、試合はすぐに終わってしまったかもしれない。だが、新団体の旗揚げ戦のメイン…天龍は宮本に王道の深さを丁寧に叩き込んだ。オーソドックスなグランドから始まり、その後は場外でのラフ、リングに戻っての打撃戦、そして宮本の必死の攻撃を真正面から受け止めて、懐の深さを見せつけた。天龍がいなければ、この日の“王道”は成り立たなかっただろう。精一杯頑張ったが、宮本がこれを習得するには、気が遠くなるほどの時間が必要なはずだ。

「ここの会社の人たちも王道、王道って言いますけどね、こんだけ曖昧で難しい言葉はないですよ。王道って言葉が先に歩き出しちゃったから、俺の中で凄くプレッシャーがかかりましたよ。怖い言葉ですよ、王道っていうのは。俺も宮本も大森も越中も…王道に関わったっていうだけでね、じゃあ果たして、その王道を貫いているかっていったら、誰もわかりませんよ。キングスロードのフロントの人たち、宮本が肝に銘じて精進していってほしいと思うんですよ、今日から。王道云々って言って、ファン心理を煽るようなことはしてほしくないですね」。

 天龍の言葉は重かった。

投稿者 maikai : 20:21 | コメント (0)

2006年01月14日

どうなる?契約更改

 注目の新日本の契約更改がスタートした。今週の時点では、サインしたのは永田、中西、飯塚、中邑、稔、矢野の6選手。保留が蝶野、天山、タイガーマスク、邪道、外道、吉江、ヒロ斉藤、井上亘、サムライ、柳澤の10選手。契約した選手より保留した選手の方が多いのだから、やはり異常事態だ。

 ただ蝶野、吉江、ヒロは次の交渉でサインする模様で、蝶野は選手活動一本に絞ることを宣言し、全選手に契約することを呼びかけているという。また、棚橋もTNA遠征から帰国後に契約更改の席に座ってサインすることを予告している。

 かつて、プロレスラーと言えば夢とロマンを売る仕事だったが、近年はプロ野球並みに金銭闘争もタブーではなくなり、ファンも理解を示すようになった。そう、プロレスラーは職業であり、よりよい生活をするためにギャラアップを考えるのは当然のことなのだ。今の日本社会は、年俸制の会社も多くなっているから、この新日本の契約更改を、自分と照らし合わせて見ている社会人の方もいるのではないか。

 会社の業績が悪ければ、当然ギャラもダウンする。これは常識。そこにレスラーの“自分の価値を落としたくない”というプライドが入るだろうし、今の新日本に対しては要求することも数々あるだろう。レスラーと会社が十分に話し合う場でもあるだけに、ここでスッキリと06年に向かって進んでほしいものだ。

 渋々サインするレスラーがいたとしたら、そのレスラーにとって不幸だし、新日本とファンにとっても不幸なことになる。折り合いがつかずに離れていくレスラーがいたとしても、それはその人の人生である。

 

投稿者 maikai : 17:33 | コメント (0)

2006年01月13日

新しい仕事

 今日は1月下旬に宝島社から発売される、新日本をテーマにしたムック本の原稿書き。日本スポーツ出版社時代、特に総合編集企画室長になってからは社外の原稿は基本的に書かないようにしていたから、宝島の原稿を書くのは本当に久しぶり。昔は名勝負物の原稿を書いたような記憶がある。

 ちなみに私が書いたのは、長州体制についての原稿。90年代に新日本を業界の盟主に押し上げた長州体制とは難だったのか、そして現在の第2次長州体制についてである。別に暴露記事ではありません。そういえば去年の夏、桃園社のムック本で長州さんにインタビューした時に「今のマスコミもあれだけど、昔のマスコミも暴露話を書きたがるよな。関わったなら、棺桶まで持って行けと思うよ」と言ってたっけ。長州力がもし私の記事を読んだら、どう思うか?興味がある方は是非、読んでみてください。

 あくまでも私のホームリングは故郷の週刊ゴングだが、こうやって違う社の原稿を書くというのも、別の緊張感があって新鮮なもの。天龍さんではないが、マンネリにならず、心をリフレッシュさせるためにも他の土俵に進出するのは必要なことだ。

投稿者 maikai : 21:08 | コメント (0)

2006年01月12日

まだまだ可能性はある!

今日は結構の忙しさ。午前中は土曜日更新のモバイル・ゴングの連載原稿を書き、週刊ゴング用の企画を練っていた。午後は2月にスタートするスカパー・モバイルの携帯用プロレス&格闘技サイトの担当者と打ち合わせ。そして週刊ゴング編集部に行って、吉川編集長、清水企画部長と今後の企画物のミーティング。夕方からは『2005世界最強タッグ決定リーグ戦』のDVD編集を手伝った。

 いろいろ種類の違うことをやると、脳ミソのあっちこっちが刺激されて活性化するし、意外にひとつのことをやっているよりも発想が出てきたりする。こうして、いろいろな関係者と話をすると、紙媒体はもちろん、映像やIT系など、プロレスはまだまだ各方面で魅力的なソフトであることを感じる。ということは、凋落だなんだと言われても、ビジネスの可能性があるということだ。また、そうじゃないと、私も生活が成り立たなくなってしまうしね!

 何となく、今年はいろいろなことがやれそうな予感…。スポーツ界でよく言われる“2年目のジンクス”をぶち破らなければ。ということで、皆さん、今年もよろしく。

投稿者 maikai : 21:36 | コメント (0)

2006年01月11日

06年初ノア

  今日はノア後楽園に新年のご挨拶。一番最初に会ったのは小橋だ。
「2月11日の健介興行で健介とタッグを組むんだよね。あの試合はGAORAの放送で、俺が解説やるからよろしくね!」 と言うと、小橋は「えっ、小佐野さんが解説なの!?だったら出場するの辞めよっかなー」と新年早々の憎まれ口。ウーン、今年も小橋との抗争は続行ということになりそうだ。

 ニュースとしては、還暦を迎えた永源さんが3月の引退(3・23ホール、3・25金沢、3・26中能登町=永源さんの生まれ故郷の3大会が引退記念興行)を発表した。ちょうど1年前に熊谷市民体育館でインタビューした時に「あと1年くらいかなあ…」と言っていたことを思い出した。永源さんには高校生のファンクラブ時代から可愛がってもらっていたので感慨深いものがある。ジャパン・プロ時代には取材嫌いのピークだった長州を引っ張り出す時に、選手会長だった永源さんに何度も頼んだっけ。まだ、2ヵ月半あるが、本当にお疲れ様でした。

 さて、試合的にはKENTAと潮﨑のシングルマッチが良かった。KENTAはジュニアという枠を越えて話題を提供し、05年のノアをリードした選手。私的には05年の敢闘賞である。今日も潮﨑をリードして熱い試合をやってくれた。22日の武道館では丸藤相手にGHCジュニアの防衛戦があるが、好試合になることは間違いなし。KENTAは今年も“買い”だ。

 そして何と言っても秋山準。メインで田上とGHCヘビーの前哨戦をやったが、1・8ディファにおける田上12秒フォールに続いて、今日も仕掛けてくれた。なぜか鈴木みのる張りにタオルを被って入場した秋山…実はこれは影武者で、リングインする田上に背後から奇襲攻撃。秋山はタイトルマッチを盛り上げるために、いろいろな知恵を絞っている。

「今日は9秒フォールを狙ったんですけど、それができなかったので精神的にダメージを受けましたね。田上さんを噴火させる? いつでも噴火できる状態に持っていっておかないと意味がないでしょう」
 と、実は“してやったり”の秋山。影武者については「サボッてる奴ですよ」と笑っていたが、橋誠であることは間違いない。今、橋は負傷欠場中。試合前に橋と話をしたら「今、俺は給料泥棒ですから…」と言っていたが、そんな肩身の狭いかつての愛弟子に、秋山はちゃんと仕事を与えたのである。いい男なのだ。

投稿者 maikai : 22:23 | コメント (0)

2006年01月10日

 重大なミッション

今日は原稿書きも取材もなし。おおっ、これって今年初めてのことだ。だが、フリー稼業はボーッと1日を過ごすわけにはいかない。実は去年の秋から延び延びになっている重要なミッションがあるのだ。それは仕事部屋の改造。

 Office Maikaiとは言っても、自宅兼事務所。本来の仕事部屋は本の山で納戸と化し、実際に仕事をするのはリビングのテーブルというのが実情。私がずっとテーブルで仕事をしていると、妻チエコは家事がやりにくいだろうし、私も気を遣う。ということで、昨年秋から妻が仕事部屋改造計画に着手。設計から大まかな整理、廃品の処理などを全部やってくれたから頭が上がらない。

 今日はようやく時間ができたので、去年の暮れに買っておいたパソコン・デスクを作ることにチャレンジだ。BBSの裏ハワイ・コールズで妻が書いているように、私は家事がまったくできないという致命的な欠点を持っている。物作りも妻の方が得意。だいたい小学校の頃から図工は苦手なのだ。

「甘やかすと駄目だから!」の妻の一声で自力の製作。デスクの板が前後ろ逆になっちゃったりのハプニングはあったものの、ウン時間でようやく完成。おおっ、物を作る喜びとはこういうものなのか。

 だが、問題は商売道具の本の山。これを整理するのには、どれだけの時間を費やしたらいいのやら…。とりあえず、目標は今月いっぱい。そうしないと仕事にならないもんね。

 明日は日本スポーツ出版社に行って年末年始の経費の精算、12月分原稿料の請求書提出、吉川編集長とミーティングの予定。夜はノア後楽園大会に行こう。部屋の改造はそれからということで…。

投稿者 maikai : 21:26 | コメント (0)

2006年01月09日

キングスロード

 今日はサムライTV『NEWS侍!』に宮本和志と出演。いよいよ1月15日、キングスロードが旗揚げする。その若きエースが宮本なのだ。思えば、宮本とは2000年6月の全日本分裂騒動以来の付き合い。全日本が割れた後、最初に入ってきた新弟子が宮本で、その新たな全日本のデビュー第1号も宮本だった。確か、初めて喋ったのは分裂後の初シリーズで長岡に行った時だと思う。1年半前にアメリカに旅立ってからは折に触れてメールをくれた。

 今、私はGAORAで全日本プロレスの解説をやっているが、素直な気持ちは全日本もキングスロードもどちらも頑張ってほしいということ。主義主張、人間関係で両派に分かれてしまったが、全日本の今の方向性は好きだし、キングスロードには、この宮本、ターザン後藤、そして天龍さんなど、私にとっては古くからお付き合いさせてもらっている選手が多いだけに、やはり愛着を感じる。

 宮本の旗揚げ戦の相手は天龍さん。勝敗ではない、技でもない、巧さでもない、この1年半のアメリカ生活のすべてを、人間・宮本和志を思い切りぶつけてほしい。必ずや、お客さんに届くはずだ。

投稿者 maikai : 23:49 | コメント (0)

2006年01月08日

全日本でサプライズ!

 今日は全日本の2006年初のビッグマッチとなった大阪大会。昨年暮れのジャマール、バーナードの離脱、チーム3Dの来日中止、さらには、この大阪で曙の全日本参戦がラストになることが濃厚になるなど、不安材料がいっぱいだった。ようやく完成したパッケージが崩れかかっているのである。

 だが、いざ試合が始まるや、寂しいムードはなかった。武藤とのコンビで諏訪間&一生を撃破した曙は
「みんなが、いらんことを書いたり言ったりするからカタくなっちゃったよ。いろいろ声がかかるのは光栄だけど、プロレスラー曙は全日本から始まったわけだから。勉強して武藤部屋に帰って来たい」
 と、全日本への愛着を口にした。最後に武藤ばりのドライビング・エルボーを披露したのは曙なりの感情表現だったのだろう。

 3大タイトルマッチも内容的に濃かった。近藤にAKIRAが挑戦した世界ジュニア戦は、AKIRAの巧さと試合にかける姿勢が見えた好試合だったし、健介&勝彦VS嵐&カズのアジア・タッグは、敢えて健介が窮地に立った勝彦を助けず、勝彦が自力で勝利をモギ取った、意味ある試合だった。

 小島にTARUが挑戦した三冠戦は、例によってTARUがVMの仲間を使ってメチャクチャになったが、TARUのヒールぶりは全盛期の上田馬之助に匹敵する。試合前、黙々と走り込みをするTARUに本気を感じたし、それを真っ向から受け止めた小島は大したものだと思う。

 そして試合後に思わぬ展開が。何と諏訪間が小島に「お前がこの団体のトップにいるのが気に食わねぇんだよ!」と食ってかかり、止めに入った師匠の武藤まで殴打。そして「これからはVMに入って好き勝手にやっていくからよ!」と宣言したのである。

「このまま本隊にいたら、小島を越えられない。新人賞だって曙に持っていかれたしよ!」というのが諏訪間の言い分。

 こうした思いもよらない展開はWWE的。確かに陣容が弱くなったが、こうしたサプライズが起こる全日本からは今年も目が離せないぞ!

投稿者 maikai : 23:13 | コメント (0)

2006年01月07日

またまた迷走?どうなる新日本

 今年に入ってから、このダイアリーも新日本について書くことが多くなったが、そうなるとアクセス数がいい。やはりファンの関心事は新日本の今後なんだなあとつくづく思う。昔から新日本は、良くも悪くも突っ込みどころ満載。1・4を終えた今は、まさにそのピーク。マスコミ間でも誰が辞めるだの、集団で離脱するだのと、いろいろな噂話が飛び交っている状態だ。

 そんな中で新日本はまたまた迷走しようとしている。1月5日に長州不在の幹部会が行なわれ、長州独裁体制ではなく、会社サイドの発言力を増そうというのだ。別に長州を擁護するわけではないが、そうしたケツの座ってない姿勢がここ数年の混乱を招いたのではないか。上井じゃ駄目、草間じゃ駄目、そして今度は長州…コロコロと方針が変わるから、ファンもリングに上がる選手も戸惑うし、方向性が定まらない。だいたい、今回のドームは誰が責任者になっても成功は有り得なかった。そんなにうまくいくほど、ファンは甘くない。時間をかけて信頼を取り戻すことが重要だと私は思う。

 仮に長州に全権を任せたなら、1年は黙ってやらせる。長州を起用すれば、選手間にアレルギー反応が起こることはわかりきっていたはずなのだから、そのくらいの覚悟があったと思うのだが。それで駄目なら、それは新日本という会社の判断が間違っていたというだけのことなのだ。

 来週から、いよいよ選手の契約更改が始まる。こういうガチンコ取材は各社の記者の本当の実力が問われるところ。私もかつて、長州の全日本離脱、あるいはSWS騒動の時には燃えたものだ。だが、今は看板(媒体)を持っているわけではないので、この取材合戦には残念ながら参加できない。ここはお手並み拝見である。

 さて、明日は全日本の大阪大会の解説。今、全日本も揺れているだけに、何が起こるか…。

投稿者 maikai : 18:48 | コメント (0)

2006年01月06日

大晦日の視聴率

 大晦日の視聴率が出た。それにしてもNHK『紅白歌合戦』、フジ『男祭り』、TBS『Dynamite!!』の視聴率戦争は凄かった。

 特に『男祭り』は『紅白』『Dynamite!!』だけでなく18時スタートのテレビ朝日『ドラえもん』、TBS『日本レコード大賞』まで食ってやろうと、18時から23時45分まで実に5時間45分の放映。最初の1時間は格闘技マニアではない一般視聴者のために前振り番組、『紅白』がスタートする19時に合わせて髙田のタップ、締め込み姿の暴れ太鼓、開会式を持ってきて、『Dynamite!!』放映開始の21時には桜庭VS美濃輪をぶつけた。そして両軍の大目玉の小川VS吉田、曙VSボビーが同じ時間で真っ向勝負。『男祭り』も『Dynamite!!』も『紅白』に取って代わる大晦日の国民的テレビ番組として定着させる野望を持っていた。

 果たして結果はどうだったか? 紅白の瞬間最高視聴率は50・1パーセント。曙VSボビーの瞬間最高視聴率が25・8パーセント(平均20・05)で、小川VS吉田は25・5パーセント(平均19・44)。ちなみに格闘技2大イベント合わせて瞬間最高視聴率は俳優の金子賢VSベネットの27・7パーセント。時間帯的には『紅白』が一時中断、ニュース番組が流れていた21時29分だったという。

 03年の曙VSサップでは瞬間最高視聴率43パーセントをはじき出しただけに、K-1(Dynamite)もDSE(男祭り)共に総力をかけた今年は『紅白』を凌駕すると自信を持っていたに違いない。だが、結果的には前年より数字を上げられず、『紅白』に負けてしまった。この現実をどう分析するか。

 決して格闘技ブームが下火になったとは思わないが、前田日明の「目先の視聴率も大事だと思うんですけど、5年先10年先を見据えないと…」という言葉は重い。

 視聴率を上げるために選手に無理を強いて潰してはならないし、世間一般を意識するあまり、バラエティーに走ったら本質を見失う。今回の結果は、プロレス関係者にとっても対岸の火事ではない。総合格闘技もプロレスも、共に見直す時期に来ているのだ。

投稿者 maikai : 12:16 | コメント (0)

2006年01月05日

まだ見えない…

 今日は昨日の東京ドームの続編とも言うべきリキプロの後楽園。昨日の負け組の山本&長尾(新日本)が勝ち組の崔&佐々木義人(ゼロワンMAX)に勝ち、越中がヤングライオンの後藤洋央紀にきついヒップアタック、邪道&外道が金村&非道に雪辱し、長州は後藤達俊をラリアットでKO、高岩(ゼロワンMAX)&石井(リキプロ)の昨日の負け組がライガー&サムライに一矢報いた。そして最後の5団体バトルロイヤルでは後藤洋央紀が宇和野(リキプロ)を下して優勝。

 新日本VSインディーはトゥー・ビー・コンティニュード。崔は山本と徹底的に戦う姿勢を見せて「業界全体に火をつけてやる!」と意気込んでいるし、ライガーはゼロワンMAXのリングで高岩と、リキプロのリングでの石井との一騎打ちをアピールした。

 そして長州は「決着? そんな簡単に決着がついたら終わりですよ。遺恨なんか関係ないし、勝ち負けじゃない。選手たちの一生懸命やるという意気込みが大事」と言う。

 恐らく長州は新日本を軸としての、頑張っている人間、頑張っている団体全体の底上げを考えているのだろう。これが底上げとなるのか、それとも、諸共の地盤沈下になるのか!? まだ先は見えない、というのが1・4ドーム&1・5後楽園を見ての印象だ。

投稿者 maikai : 22:35 | コメント (0)

2006年01月04日

正念場!

今日1月4日は、いよいよ新日本の東京ドーム大会だ。ハッキリ言って前評判は良くない。思えば、メインがレスナーVS藤田からレスナーVS中邑に土壇場で代わったのがケチのつき始め。いつもの取ってつけたようなカードの羅列よりは、新日本VSインディーというコンセプトを立てたのは、個人的にはいいと思っているが、ドームという器を考えた場合、世間一般にアピールするものではない。

 去年の暮れの時点で前売りチケットが5000枚程度と聞いているので観客動員が心配だが、今回に限っては、興行的な客入りよりも、新日本が、新日本の選手たちが何を提示してくれるかである。ここで“新日本”というものを見せなければ、もはや終わりである。

 東京ドームは果たしてどうだったのか? 本日更新のプロレスコラムで書こうと思う。更新は午前0時前後になってしまうと思うが、ぜひ覗いてみてください。

投稿者 maikai : 13:57 | コメント (0)

2006年01月03日

ホロ苦いデビュー戦

 今日の全日本プロレス後楽園はブルート一生のデビュー戦。ブルートは身長194センチ、体重140キロの巨漢。山梨学院大学時代の2004年にはグレコローマン120キロ級で学生王者にもなった逸材だ。となれば、解説もゴングの仕事もなくても見ないわけにはいかない。昨日の追い込み作業のため、2時間ちょいの睡眠時間は辛かったが、後楽園ホールに駆けつけた。

 記念すべきデビュー戦の相手を務めたのは諏訪間幸平。諏訪間もキャリア1年2ヵ月の新人だが、この試合では諏訪間がいかにプロレスラーになったかが証明されたような内容になった。実は諏訪間とブルートは、アマレス時代に3回対戦している間柄(諏訪間が3戦3勝)。だが、諏訪間はプロとアマの違いをブルートに見せつけた。とにかく打撃の1発1発が全然違う。思いっきり振り抜く諏訪間に対して、ブルートは緊張していて思うように動けないのである。そして諏訪間は厳しい攻めを見せながらも、ブルートが何とか反撃してくると、キッチリとそれを受けとめる。ちゃんと持ち味も発揮させてあげようというファイトなのだ。最後は諏訪間の逆エビがガッチリ決まった。

 私は花道の奥からAKIRAと一緒に見ていたが、AKIRAも「諏訪間は巧いなあ」と感心。そしてブルートが反撃に移ると「そこで思いっきり入れろ!」「ここで切り返せるかな…」「今が踏ん張り時だ」と思わず声を出す。今年でキャリア22年になるAKIRAにしても、気持ちがデビュー当時に戻ってしまうのだろう。

「試合内容とかじゃないですよ。戦う気持ちなんですよ。そこに嘘はないから。やっぱり見ていて感動しますよね」とAKIRA。裁いていた京平さんも試合中はブルートに「行け!」と厳しい言葉を飛ばしていたが、試合後には「いやあ、凄い逸材だよ。緊張してガッチガチで何もできなかったけど、将来が楽しみだね!」とニッコリ。対戦相手の諏訪間も含めて、周囲の人たちはみんなブルートのデビュー戦を温かく見守っていたのだ。

 さて、プロとなったブルートだが、出てくるのは反省の言葉ばかり。
「アマチュア時代は差がないと思ってましたけど、プロとアマの差を実感できたというか…。倒せるかなって甘い考えだったんですけど、全然違いました。諏訪間さんは強い。さらに差が開いたことを思い知らされました。デビューできた嬉しさより、悔しさの方が大きいです」。

 だが、このブルート一生という男はプロ向きの感性を持っている。今後について聞かれると、
「課題は基礎体力を向上させることです。目標は…大きく言えば、この業界のトップです。理想のレスラーは…武藤さんのようにお客さんを惹きつけられるようなレスラーになりたいです」。

 デビュー戦では客席を見ることもできず、声援も耳に入らなかったというブルートだが、ちゃんと“お客さんあってのプロレスラー”ということを理解しているのだ。今から1年後、諏訪間との力関係がどうなっているか楽しみだ。

 

投稿者 maikai : 19:35 | コメント (0)

2006年01月02日

2006年仕事始め

 今日は後楽園ホールで全日本プロレス『新春シャイニング・シリーズ』開幕戦。GAORA全日本中継解説が私の仕事始めとなった。昨年暮れのジャマール、ジャイアント・バーナードの離脱で先行きが心配された全日本だが、とりあえずはその後遺症はなし。試合前のRODとVMの掛け合いも、お互いの目玉ガイジンの離脱をネタにして、相変わらずの盛り上がり。大会全体も正月ならではのハッピーなムードに包まれていて、一安心だ。

 実況席は例によってTARUに襲撃され、松崎アナがムチで首を締め上げられるという新年早々の災難。TARUは1・8大阪での三冠挑戦に張り切っているのだ。1・8大阪は小島とTARUの三冠戦、近藤とAKIRAの世界ジュニア戦、健介&勝彦に嵐&カズが挑戦するアジア・タッグ戦、さらに武藤&曙VS諏訪間&ブルート一生のタッグマッチ…と賑やか。この大会の出来が06年の全日本を左右する。

 そうそう、2・11健介興行のカードが北斗の口から発表されたが、ケンスキー&フロリダ・ブラザースの登場、鈴木みのると北斗のバトルロイヤル参加、そしてメインでは健介&小橋VS天龍&勝彦が実現する。約2年、フリーとして活動してきた健介ファミリーの人脈を活かした楽しい大会だ。何となく新年から明るいムードが出てきたのは実に喜ばしいこと。

 このハッピーな気分のまま、今日、私は週刊ゴング編集部で徹夜作業。今年も働くぞ!

投稿者 maikai : 22:05 | コメント (0)

2006年01月01日

2006年元旦

 あけましておめでとうございます!旧年中は、このサイトを訪れて頂き、ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

 ということで、新しい年を迎えたわけだが、大晦日の我が家は大掃除でパニック。仕事部屋の改造も年内に終わらず、日頃、家のことを何もやっていなかったツケが回ってきて、青息吐息。改めて妻の偉大さを知った私でした(ヨイショ!)

 でも、夜にはトミヅカ君、タカシ君&ワカナちゃん夫妻、BBSに勝手に書き込みをしたリエコちゃん&ソウ君カップルがやってきて、何とか年末年始らしい雰囲気に。久々にお酒を楽しんだ次第。

 もちろん『男祭り』と『Dynamite!!』も大晦日&元旦の2日間にわたってチェック。『男祭り』では五味VSマッハ、金子賢VSベネット、負けはしたもののプロレスラーの心意気を見せた小川と吉田の一戦が良かった。『Dynamite!!』では、何と言っても所でしょう。残念ながら曙は、まだプロレスラーの本当の心を掴んでいなかった。何があっても、最後までやり遂げるというのがプロレスラーの基本なのだ。この大晦日2大決戦の総括は週刊ゴングで書くことになったので、そちらを読んでいただければ幸いです。

 さて、1年の計は元旦にありと言うが、今年の私の抱負は「心も体も健康に過ごす」という、ごく当たり前のこと。でも、当たり前ということが実は難しいんだよね!

投稿者 maikai : 20:10 | コメント (0)